【キャリア教育の観点 楽しむ-やってみる 新しいことにチャレンジし、失敗しても次に進む】
高等部3年後期から情報の授業でプログラミングについての学習をしています。内容はプログラミング言語に関することではなく、指示や命令を意味するブロックを組み合わせて課題をクリアするゲーム性を取り入れたアプリケーションを使用した「プログラミング的思考」に挑戦するものとなっています。
アプリケーションは、人気ゲームのマインクラフト(教育版)の無償提供されているものを使用しています。そのため、非常に意欲的に取り組むことができています。これまでの学習で操作方法やルールなどは理解できているので、3学期からは「最小限のブロック数でクリアする」ということを目標に取り組み始めています。
「一コマ前に進む」という指示のブロックをいくつも積み重ねてゴールすることができますが、「ゴールまで繰り返す」というブロックと「一コマ前に進む」を組み合わせてゴールすることになると難しくなります。これは「見通しを立てる」という生徒たちにとって苦手な分野への挑戦ともいえます。
実際の授業では、まずは解答を見ながらゴールすることを体験してから、もう一度改めて挑戦するという過程を通じて学習できることを目指しています。