豊中高校には、森川ホールという多目的ルームがあります。
森川和歌先生は1948年から1988年まで40年間、豊中高校で国語科教諭を務められました。
生活指導面では厳しい先生でしたが、生徒思いの熱血先生でした。経済的に苦しい家庭の生徒に対して
何とか支援したいという気持ちを持ち続けられ、1999年、ついに公益信託「森川和歌記念奨学育英基金
」を創設されました。在職中に蓄えられた給料や退職金、退職後も年金をこつこつと蓄えられ1億4千万円
をこの基金に投じられました。
奨学金の支給対象は、豊中市内の公立高校の在学生で、年間15名を選び、一人に毎月1万円が贈られます。
また、豊中高校に対して、部活動をはじめ教育環境の改善にも助成されています。森川先生ありがとうございます。