大学入試の面接練習

 阪大工学部を希望し面接が受験に必要な生徒2名を対象に面接の練習をしました。

 どの生徒も大学への志望動機が明確で意欲を感じさせてくれました。

 私のアドバイスの骨子は以下の通りです。

 ① 話し方の上手い下手が評価されるのではない。むしろ、自分の言葉でしっかりと語ることができているかどうかが問われています。マニュアル通りの模範解答の評価はあまり高くないのです。

 ② 面接官がどのような回答を期待しているかを考えて答えましょう。こんな生徒なら合格して入って欲しいと思わせるのです。そのためには、「その大学や学部のことを理解しているか」「大学に入ってからの目標や行動計画(こんなことをやってみようとするプラン)をもっているか」「将来の職業や研究について夢を語れるか」「自分のことを理解しているか(強みや弱み、高校生活で取り組んだことやそれに対する周囲からの評価)」などが問われます。

 ③ 面接は見知らぬ人(面接官)に話をするわけですし、面接の結果が合否に影響すると考えてしまうと緊張してしまいます。「面接は自分のことを知ってもらう絶好のチャンス」と考え「面接官の質問は、あなたのことを知りたいと思って投げかけられる言葉」ととらえればリラックスできると思います。