卒業式について

 本日、卒業式に関するマスクの取り扱いを含め、変更点をPTAメールで3年生の保護者の皆様、生徒の皆さんに連絡いたしました。簡単に言うと、歌を歌う場面では、教職員・生徒の皆さんは、マスクを着用し、それ以外の場面では入場から退場まで、卒業式の各場面で、マスクを着用しなくても差し支えない。つまり、マスクをはずしたい人はマスクをしなくてもよいし、マスクを着けていたい人は、着用のままでよいということです。保護者の皆様には、「マスクの着用をお願いする」という通知ですが、もちろん、色々な理由でマスクを着用しないということも可能です。

 文部科学省によりますと、4月から学校の教育活動の場では、マスクを着用しないことを基本にするという方針を打ち出しますが、その前に実施される卒業式に限っては、歌を歌う時以外は、マスクを着用しなくても差し支えないという対応にしたいということです。

 2月10日に文部科学省が全国の都道府県の教育委員会に通知し、そこから各教育委員会が、卒業式の対応を考え、各校に通知を出すという作業をされました。「各校に」と言ってもそれぞれ、卒業式で歌は歌わないと決めていた学校や、本校のように卒業生の歌を歌わせてあげたいという担任団をはじめ、先生方の思いから、体育館の横幅が広いという利点もあり、感染症対策を万全にして、歌を歌えるように卒業式を考えた学校もあります。ですので、今週月曜日から、連日遅くまで対応に追われるという状況でした。本当に大変だったと思います。と同時に、学校も通知を見て、不明なところは問い合わせ、教頭先生、3年学年主任の先生、卒業式を担当すると図書総務部の部長の先生と打ち合わせをし、決定していたことを必要に応じて変更し、準備や役割分担の段取りを整え、会場図を作成し直すなどを行い、それを昨日の職員会議で教職員全体で共有し、本日皆さんへ連絡メールを送ることとなりました。本当に、マスクに振り回された一週間でした。(マスクが悪いのではありませんね。)

 それでも、少しでもいい形で卒業式ができることが、一番だと誰もが思っています。

 卒業式まで、あと12日となりました。