本日の10時30分より、「創立40周年記念式典」を、泉が丘にある「ビッグ・アイ」で挙行されました。
オープニング・メッセージとして、「鷹の選択」のビデオを上映した後、私からの挨拶。
そして「40年のあゆみ」のビデオ上映の後、一同で校歌斉唱をしました。
創立４０周年を迎えて ～未来が続くという「選択」を～
学校長 牧野 浩二
本校は、昭和５１年４月に１０３番目の府立高校として、堺市の地元の人々の強い要望にこたえて、東百舌鳥のこの土塔の里に設立されることになりました。
この土塔の里は、河泉丘陵を望み、古代より行基菩薩にゆかりのある文化の地として築きあげてきました。その学びの場としてふさわしいこの地に、開校して以来、今年度、めでたく創立４０周年を迎えることが出来ました。
ひとえに、大阪府教育委員会、ＰＴＡ、同窓会、もずの会、後援会、地域の関係機関、地域の皆様方からのご支援、ご協力の賜物と感謝申し上げます。
また、本校の教育に尽力してこられました歴代校長先生をはじめ、教職員の皆様方に対しまして、深く敬意を表するものであります。
高校教育は、多様化、グローバル化、ＩＣＴ化の方向で改革が進んでいます。
これからの国際社会で通用する人材として、伝統や文化に対する理解はもとより、文化や習慣の違いを尊重する精神を育むとともに、コミュニケーション能力、問題発見・解決能力、論理的思考力や探究力を備えた人材を育成することが望まれています。
本校においても、生徒一人ひとりを大切にした特色ある取り組みや実績が評価され、以下のような指定を受けています。
「医療看護コース」を設置（H24～）、「使える英語プロジェクト（ＥＦＨＳ）」研究指定校（H23～H25）、「情報技術を活用した効果的なコミュニケーション能力を育む指導方法等の工夫改善についての研究」教育課程研究指定校（H25）、ピア・サポート研修（リーダー研修）（H22～）、 総務省委託「クラウド等の最先端情報通信技術を活用した学習・教育システムに関する実証」（H26）、パナソニック財団特別教育指定校（H26～27）等の実践・実績を積んで参りました。
生徒一人ひとりが本来持っている内なる力を最大限に引き出す学校をめざし、昨年秋の中教審答申に出された「アクティブ・ラーニング」を取り入れ、「わかる喜び」「学ぶ意欲」を引き出し、生徒全員の進路実現を目標にして参ります。
今年度からは、特に次の３点を柱とし、これまで本校が実践してきた取り組みを発展的に継承し、社会に貢献出来る人材を育成するための「グローバル・ハイスクール」づくりを進めて参りたいと存じます。
① 「サカイ」から「セカイ」へ～世界を知る、日本を知る～
② 「ＩＣＴ」を活用したアクティブ・ラーニングの実践
③ 「自他敬愛」「ピア」の心を持ったグローバルリーダーの育成
最後に、創立４０周年記念事業を実施するに当たり、ＰＴＡ、同窓会、もずの会の皆さま方から、多大のご支援を頂きましたことに深甚なる感謝を申し上げますとともに、今後の東百舌鳥高校の一層の発展のため、今後とも末永く本校教育を見守って頂き、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げて、ご挨拶に代えさせて頂きます。