『勝利の笑みを君と』 夏の期間、僕は自分自身に「なぜサッカーをするのか」という問いを投げかけた。答えは言うまでもなく、サッカーが好きだからだ。ではなぜ好きなのか。自分のサッカーを始めた理由や、これまでの経験を振り返ったとき、ひとつのことに気づいた。――それは、サッカーは団結力を必要とするスポーツだからこそ、自分は惹かれてきたのだということだ。 団結力やチーム力があれば、技術的には劣るチームで...
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2025年アーカイブ
『3年間の集大成』 もうすぐ選手権がやってくる。78期にとっては最後の大会だ。僕は楽しみという気持ちと同時に、焦りや不安な気持ちもある。 僕は去年と一昨年の選手権などの試合にはメンバーには一切関わることができず、ピッチ外からただ応援しているだけだった。先輩達の方が上手いし出れなくても仕方ないと心のどこかで思っている自分がいたが、やはりメンバー発表で名前を呼ばれないことは悔しかった。 その悔...
『クライマックスwith ME』 サッカーは本当に良いスポーツだと思う。チームで守り、チームで攻め、歯を食いしばり、汗を流しながら、ボールを相手のゴールに入れるため走る。本当に複雑で奥深く、面白い。 僕はそんなサッカーに出会って、楽しいだけでない勝負の難しさや厳しさを目の当たりにした。しかしながら、サッカーは僕の人生を大きく変え、助けてくれ、沢山のかけがえの無いものを与えてくれたのだ。もし、自...
『エンジョイサッカー』 選手権は、高校サッカーの集大成となる大会である。誰もがその舞台に立つことを夢にみて、日々全霊を注いでサッカーに打ち込む。 そんな最高の舞台に僕も立ちたい。 しかし僕は、高校一年、二年のときの選手権に出場することはできなかった。去年の選手権では、同学年の人間が多くメンバーに選ばれ、僕はそれを応援していた。その時僕は、とてつもない悔しさを覚え、必ず来年この舞台に立つ、そう...
『恩返し』 僕はこのサッカー部が好きだ。 高校からサッカーを始めた僕は、1年生のときはしんどい部活が嫌いだったし、あの頃はただただ惰性で部活に行っていた。2つ上の代の選手権も全く関わることができず、知らない間に先輩たちは引退していた。 特段才能のあったわけでもない僕は、周りの誰よりも下手だったのに周りの誰より根性がなく、努力もしていなかった。 1年生の冬、怪我から復帰して一ヶ月ぶりにするサッカー...
『大活躍』 僕は中学生の頃からサッカーを始めた。最初はパスすらできない下手くそで、何もできなかったけれど、さすがに三年間やれば少しはマシになった。 中学を卒業するときにはサッカーが大好きになっていた。そして高校に入ってもサッカー部に入ろうと思っていた。他の部活に入る選択肢は一切なかった。一年生の時は試合に出たい一心であらゆることをした。それが評価されてAに入ることができた。ただ、自分の目標であ...
『大舞台』 ついに選手権がやってきた。 自分は一年の後半から徐々に頑張りを認めてもらってAに関わってきた。しかし結局インターハイ、選手権といった大事な試合は一度もメンバーに選ばれることがなかった。自分たちの代でのインターハイも、怪我もあったがサポートの枠すら取ることができずとても悔しい思いをした。 詰めが甘すぎた。慢心してしまっていた。 そんな後悔をもうしたくない。そう思って、今まで全力でやって...
僕がサッカーを始めたのは5歳くらいの頃であり、サッカーを始めた理由は楽しかったからである。この思いはこれまで変わることはなかったしこれからも変わることはないだろう。 僕は選手権とは僕のサッカー人生において一番楽しい舞台だと思う。だから僕は最高に楽しかったと思える選手権にしたい。だが、サッカーは勝利なしに楽しめるわけではない。だから全力で勝ちにいき、そして全力で楽しむ。僕は「楽しむことが勝利への近...
いよいよ78期最後の大会、選手権が始まる。 自分はこれまでインターハイや選手権といった大きな大会に関わることができなかった。公式戦のピッチに立つ同期や先輩を横で見ながら、心のどこかで悔しさと焦りを感じていた。 高校1年生の頃は、サッカー部の雰囲気にうまく馴染めず、Aチームに関わることもなかった。正直、部活に対して全力で取り組めていたとは言えない。 そして2年生になって新チームが始まってからも、...
太成学院高等学校の皆さん、試合会場の設営から対戦まで本日はありがとうございました。 今日は、これまで2敗していた相手に「2-0 勝利」という結果を残すことが出来た。状況はともあれ、選手権前最後の試合で勝ちを掴むことが出来たことはチームとして前向きに捉えたいと思う。その中でも、守備時のコミュニケーションミスや攻撃時の1本のパスがズレてしまうなど、少しでも改善が必要な所はないのかをチーム一丸となっ...
守口東高校の皆さん、対戦ありがとうございました。 今日の練習試合が選手権に向けた最後の対外試合だった。内容としては前半は自分達の良さを出せた一方で後半は相手に押し込まれて失点こそなかったものの課題の多く残る試合だった。特に選手権に向けて伸ばしていかないといけない点としては"修正力"だと思う。漠然と「上手くいっていないな」と感じるのは容易であってもそれを具体化、言話化してチームに発信するのは簡単...
太成学院高校、運営の皆さんありがとうございました。 この試合は残留する為には絶対に勝利しないといけないという共通認識を全員で持ち挑みました。しかし、チャンスを決めきる事が出来なかったり不必要なファールをしてしまうなど日頃のトレーニングでの求める基準の低さが招いた敗戦となりました。日頃のトレーニングの基準の低さを招いた要因の一つは「恐れ」だと思います。このチームは仲間同士での厳しい声掛けや基準を...
桃山学院高校B、運営の皆さんありがとうございました。今回の敗戦で僕たちの成長、責任感がまだまだ足りていないと感じました。 自分たち78期の最後の大会が近づく中、今の成長スピード、意識では絶対に足りない。僕たちが掲げてきた打倒強豪私立という目標。この目標を一人一人がどれだけ具体性を伴わせられているか。正直、自分も1.2年の時はこの大きな目標に合わせて地道な積み重ねはあまりできなかった。でもそれで...
対戦してくださった牧野高校、運営の皆さんありがとうございました。今回勝てたことでチームの目標である3部残留に一歩近づくことができました。ですが、まだまだ降格の可能性もあるため気を抜かず目の前の一戦に全力で挑んで行きます。 個人的にはプレースタイルで迷いが出たり、思い通りに体を動かすことができませんでした。プレースタイルに関しては確立させた上で複数持つようにし、相手のスタイルに適宜対応していく必...
この試合での僕たちを一言で言うならば、まさに「準備不足」が当てはまるだろう。試合の前日もしくはそれ以前から、キックオフが始まるまでの準備。僕たちはこの時間にどれだけかけられただろうか。 少なくともこの日のアップを見てて、雰囲気作りという意味での準備は全く足りていなかった。テスト期間で勉強の不安が少しでもあったかもしれないが、それは言い訳にならないとずっと言われてきたはず。 僕自身、勉強と部活の両立...
僕たち四條畷高校サッカー部の目標は「打倒私立強豪」である。 もちろんそれは「2部以上に勝つ」や「選手権5回戦で勝つ」など具体化するとさまざまな目標になると思うが、私はこのサッカー部がずっと勝ち続けて全国大会まで行くのは現実的に難しいと思う。 つまり、どこかで負けてしまうタイミングが来るということである。 この「どこかで負けてしまう」ということを考えると、私はたとえ負けるとしても目標にしている...
今回、u-18を控える中で環境という言葉について考えていきたい。 同じ部活でも、人にとっていい環境、悪い環境というものがあると思う。私は四條畷高校という環境は素晴らしいと思う。 何事にもチャレンジできて、先生も背中を押してくれて、自主的に頑張れる環境が凄く整っていると思う。サッカー部ではどうだろうか。 同じサッカー部でも、代によって環境は似て非なるものである。76期生は「まず本気で取り組む」と...
一流のプロサッカー選手や、優れた指導者が口を揃えて言うのは、人間性が欠如していては成長はできないということ。 「人間性」「思いやり」「思考」「サッカー外」 大切とされるこれらのことの本質的な意味を考えさせられることが、最近になって多くなった。 ここ最近の試合を振り返っても、サッカーの技術や戦術以前の、メンタルや思考に関する課題がとても多かったように感じる。 感情が冷静な思考の邪魔をしてしま...
登美丘高校の方々、対戦ありがとうございました。今日の試合で僕が感じたのは「自分たちは本当に勝ちたかったのだろうか。」ということだ。確かに、今日の試合は正月明けで、試合への準備がしづらい時期ではあったがそれにしても体を動かしていない人が多かった(もちろん僕も例外ではない)。グラウンドの状況も雨の日の人工芝で、僕たちの慣れている環境ではなかったが、それでも僕たちにとって負けてはいけない試合だった。こ...
汎愛高校の皆さん、対戦ありがとうございました。 今日は2024年最後の活動だった。新チーム始動からここまでを振り返って、初めこそはU18で3部残留を決めることができ、幸先の良いスタートを切れたと思っていたが現実は全てが思うように進むわけもなく特に12月に入ってからは伸び悩んむ時期となった。 私が特にこの期間に部員に対して伝えていたのが常に目標を意識することだ。達成したい。実現させたい。そ...
対戦してくださった守口東高校のみなさん、ありがとうございました。公立校大会初戦ということで、絶対に負けられない試合だったが、結果は0-0のPK負けだった。勢いのある相手に対して自分たちのしたいことがなかなかできなかった。後半になると危ない場面も増えていた。今回勝ちきれなかった要因の一つに「考え続けれなかった」ということがあると思う。前半は集中してうまく試合に入ることが出来たが、時間が経つにつれ少し...