【キャリア教育の観点 楽しむ-やってみる 新しいことにチャレンジし、失敗しても次に進む】
高等部3年の国語の授業では、iPadでクラウド型のドリル学習にチャレンジしています。
本校で導入されているのは「タブレットドリル(Edtech Cloud版)」(東京書籍)です。
自分で問題を解くという段階の児童生徒が自立して学習するタイプの教材です。クラウド型なのでインターネットに接続できれば、どこでも利用が可能です。在宅学習への活用も期待できますが、操作の際に操作画面の大きさの変更への対応や予期しない操作によるフリーズ、タッチの反応の遅れなどが見られ、随時支援者によるフォローが必要だと思われます。
取り扱う学習内容は、東京書籍の教科書に準拠した内容であったり、知識を問う問題が多くあったりと、支援の必要な児童生徒には難しいところもありますが、小学校~中学校の国語・算数、数学を中心として豊富に用意されています。
今回の授業では、サイトへの接続とIDとパスワードの入力から始め、ホーム画面で通知される教員から送られたプリントへアクセスして学習に取り組みました。本校にはタッチペンがないので、指での入力となりましたが、なかなかの精度で文字を認識していました。
操作感の独特さも相まって、なかなか集中して取り組むことができない生徒や途中であきらめる生徒も見られましたが、全問正解するまで繰り返し取り組む生徒や一問ずつ回答を確認して解き進める生徒など、前向きに取り組む生徒が多かったように感じています。