今日は、午後から行事のため時間割変更があり、書道の講師の先生の都合がつかず自習になる予定でした。
そこで、首席の伊田先生のはからいで、急遽、私の出番となりました。
三年生選択の授業で、私が行くと全員黙々と墨を磨りながら、待っていてくれました。
自己紹介から始まり、漢字の書体の話などをした後、いざ実習に入りました。
隷書という書体で「有志」の二文字を書いていきます。
さすが、三年生だけあって基本ができており、みんな上手です。
この間、伊田先生がアシスタント役になり、筆や半紙、水書板などを用意してくださり、
また、教頭先生はプリント類を用意してくださいました。
二時間連続の休み時間の間には、NETのクリスビー先生も様子を見に来られ、
筆や硯や墨を見て、「What is this?」と英語で質問攻めとなりました。
二限目には、皆さん心配になったのか、美術の郡山先生や担任の綛谷先生まで、様子を見に来られました。
そういうことも知らず、私は、約10年ぶりの授業を持たせてもらったことで、有頂天になって皆と一緒に書道の授業を楽しんでいました。
二限目の途中には、本来お休みだった書道の阪上先生まで駆けつけていただき、特別授業はクライマックスに。
私にとっては、久しぶりに授業を受け持たせてもらったという、思いもかけない最高のプレゼントとなりました。
皆さんに感謝です。幸せなひと時をありがとう。