私の家の近くに石川(富田林)という川が流れています。
毎年、その河川敷に「鯉のぼり」が何本も並び、その光景は壮観です。
鯉のぼりは、「端午の節句」に男の子の成長(出世・健康)を願って行われるものですが、なぜ鯉なのかご存知ですか?
もともと「鯉の滝登り」という故事に由来します。
黄河の急流にある龍門と呼ばれる滝を多くの魚が登ろうと試みたところ、鯉のみが登り切り、龍になることができたことにちなんで、鯉の滝登りが立身出世の象徴となりました。
上から順番に、矢車・吹き流し・真鯉(まごい)・緋鯉(ひごい)・子鯉(こごい)と並んでいます。