18日(水)に引き続き、3年生の音楽選択で、「能」の体験学習を行いました。
今回は、能楽師シテ方の林本大先生からは、舞台正面の「老松」について教えていただきました。
松は、古来より「神」が宿るとされ、もともと「能」が神事の際に奉納されたところからきているそうです。
現代でも、お正月に家の玄関に「門松」を飾るのは、新年に「神」を迎え、邪気を払うという習わしです。
また、実際に「能面」をつけて、視野の狭さを体感しました。
今回あらたに、観世流能楽師大鼓方、森山泰幸先生をお招きして、大鼓の演奏の仕方を学びました。
肩にのせる「小鼓」とは違い、膝の上にのせて打つ「大鼓」を一人ずつ順番に体験しました。
指先で打つのではなく、指の付け根の掌で打つことを学びました。
うまく音がでる打ち方をすると、痛みはありませんが、打ちどころが悪いと、音は悪いし、手は痛いし、どうしようもありません。
最後は、「高砂」の節に合わせて、「大鼓」の打ち方をみんなで練習しました。
輝け!東百舌鳥高生!