1学期終業式の式辞

²  今日は、1学期の出来事を通して、皆にお礼を言いたいと思っています。

²  それは、「私の元気の源は、皆の笑顔と無限の可能性をもった能力のすばらしさ」です。

²  先日、期末考査中に先生方で職員人権研修を開催しました。

²  その時、講師の先生から、研修に入る前に、今の先生方の「元気度」を聞いてみたいということで、「元気・普通・あまり元気でない」の3段階に分けて手を挙げることになりました。

²  私は、躊躇することなく、「元気」に手を挙げました。

²  それは、毎日、君たちの笑顔と無限の可能性をもって、その頑張る姿を目にしているからです。

²  私は毎朝、時間のある限り、校門でみんなが登校するのを出迎えるようにしています。

²  その際、私が「おはよう」と言って、笑顔で「おはようございます」と返してくれると、その日一日が大変気持ちよく過ごせます。今日もまた、みんなから元気をもらったと本当に幸せな気分になれます。逆に何も言わないで、スーと通り過ぎられると、何故か悲しい気分になります。

²  4月当初は、転勤してきたばかりなので、私が誰なのかあまり分かってくれていなかったようです。ところが、最近は、廊下で出逢っても君たちの方から声をかけてくることが多くなりました。

²  皆が幸せな1日が送れるよう、笑顔でまた挨拶をしてくださいね。よろしくお願いします。

²  また、この1学期の色々な行事や授業を通して、君たちの素晴らしい面を一杯見せてもらいました。

²  行事では、新入生歓迎行事・クラブ紹介・学校祭「体育の部」・オープンスクールなどなど。

²  授業では、コミュニケーション英語や保育実習・情報・マルチメディアなどなど。

²  それらの行事の中で、生徒会執行部の皆さんをはじめ、各クラブの活躍を見るにつけ、「高校生って、すごいなあ、こんなことも出来るのか!?」「えっ、この子がこんな素晴らしい考え方をしているのか!?」などなど、秘めたる可能性を開花させた瞬間に、立ち会わせてもらった時ほど嬉しいものはありません。

²  オープンスクールに参加してくれた中学生のコメントが、その中学校の「進路だより」に掲載されました。「高校生の2人が案内してくれてとてもわかりやすかった」「看護コースがあるので良いなと思った」「校舎の隅々まで案内してくれたのが良かった」「高校生とか先生とかが優しかった」「制服がかわいかった」「みんな優しくしてくれて良かった」「先輩がとても優しくて、楽しそうな高校だと思った」などなど。

²  私も思わず、保護者の方々と2巡もしてしまいました。

²  今日配布される、PTA新聞『もず』第75号に、学校祭「体育の部」が特集されています。

²  松山先生の記事に、『「澄み渡る青空のような青団、大地の力を蓄えた緑団、何色にも染まらず、真っ白な白団、真っ赤に燃える炎のような赤団」団長たちの素晴らしい宣誓で幕が明けたこと、準備の段階から体育委員・執行部・実行委員の皆が頑張って、全員が団結し集中できた。』とあります。

²  また、緑団応援団長の言葉を紹介すると、「自らここまで本気になったのは初めて」「毎日不安との戦いだった」「皆が盛り上げてくれて、素直で真っ直ぐな笑顔のお陰で、頑張れた」「一つのものを築き上げる素晴らしさを感じた」「一つひとつの出会いに感謝、報恩感謝、感謝感激」とあります。

²  何と素晴らしい珠玉の言葉が並んでいるではありませんか。

²  今、思い出しただけで、涙が出そうなくらい、胸が熱くなります。

²  そんな時に、いつも思うのは、「東百舌高校の校長をさせてもらって良かったなあ」ということです。

²  私は、この4月以来、日々の感動・感謝したことや出来事を、情報の先生の勧めで「校長ブログ」に書きはじめました。一旦書きはじめると、これが面白くて"今や、病みつき"になっています。

²  しかし、何か書かなければならないという強制ではなく、学校中を歩いていると、あちこちに「ネタ」が一杯転がっているという状態です。

²  「校長ブログ」の中で、折に触れて、書いているのが、「輝け!東百舌鳥高生」と「努力・忍耐・継続・感謝・報恩」という言葉です。

²  何事も、努力を惜しまず、苦難困難な時を乗り越え、継続していれば、必ず成就するものである。努力は決して裏切らない。物事が成功した時には、そこに皆が支えてくれた御蔭と感謝の気持ちが生まれ、その恩返しをすることでまた頑張れるという意味です。

²  先ほどのPTA通信に、私は「夢をちからに」という表題で文章を書きました。

²  夢について、次のような言葉があります。

²  「夢なきものに目標なし。目標なきものに計画なし。計画なきものに行動なし。行動なきものに成果なし。」

²  「夢をあきらめずに頑張ってきて良かった」と勝った人の共通した言葉通り、「夢があれば目標ができる。目標があれば計画ができる。計画があれば行動ができる。行動があれば成果が出せる。」とういうように、「夢・目標・計画・行動・成果」というサイクルができます。

²  何事も失敗を恐れず挑戦し、皆さんのそれぞれの「夢をちからに」何事もあきらめずに頑張ってまいりましょう。

²  さて、昔から、「夏を制する者は、受験を制する。」と言いますが、3年生だけでなく、1・2年生も早くから、勉強の習慣化をつけ家庭学習時間を増やしていきましょう。

²  君たちは、磨けば光るダイヤモンドの原石を持っています。「自己を磨く」ことで必ずや目標に近づき夢は叶います。

²  「君たちは私の宝です」君たちの事が大好きな私からのメッセージでした。

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