毎月、第2火曜日の午後には、8地区の校長会があります。
内容は、府教委からの指示事項や学校経営に関することなど多岐にわたります。
会場は、泉陽高校の同窓会館をお借りして行われます。
今日は、少し早めに着いたので、山茶花の鮮やかな赤い花につられて、中庭を散策させてもらいました。
中庭にある「晶子碑」のことは、33年前に1年間だけ、泉陽高校で講師として務めたこともあるので、存在は知っていました。
歌人である与謝野晶子さんが、泉陽高校の出身であることは周知のことですが、「晶子碑」とは久しぶりの再会です。
もちろんこの碑の詩「君死にたまふことなかれ」も有名ですが、これを見ていて「みだれ髪」に掲載された次の歌が思い起こされました。
「柔肌の / 熱き血潮に / 触れもみで / 寂しからずや / 道を説く君」
これらの詩歌を題材に、書道の授業で書いたのが、懐かしく思い出されました。
この時、女優の沢口靖子さんを教えたのも印象的に残っています。
詩碑は、創立70周年(昭和46年)に記念事業として建てられたとのことです。