今日は節分。
節分は、もともと季節の始まりの日(立春)の前日のことをいい、季節を分けることを意味します。
節分といえば、「豆まき」ですが、自分の歳の数+1つの豆を食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないという習わしがあります。
また、豆は、「磨滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いもあります。
昔、私が小さい頃は、節分の日に、鰯(いわし)の頭を柊(ひいらぎ)の枝に刺したものを戸口に立てるという風習がありました。
これは、鰯を焼くと出る激しい煙と匂いで邪気を払い、そして柊の葉の尖った針で鬼の眼を刺すという魔除けの意味があります。
また、鰯には、DHAやカルシウムなど栄養が豊富なので、それを食べることによって健康や無病を願うという意味合いもあるのでしょうね。
ところが、近年は、「恵方巻き」といった巻きずしが出現し、予約するほど人気のある商品もあるようです。
その歳の「恵方」を向いて、願いごとを思い浮かべながら、包丁を入れずにそのまま食べるのは「縁を切らない」という意味が込められているようです。
また、七福神にちなんで、かんぴょうやキュウリ伊達巻など七種の具材が入れられていて、「福を巻きこむ」という意味も込められているようです。
ちなみに、今年の恵方は、「西南西」です。
1年生の体育の授業です。
耐寒持久走で、風邪などひかない元気な体を作ってください。
皆が健康で、幸せでありますように。
「鬼は外!、福は内!」