毎年、この時期になると、きまってすることがあります。
それは、卒業証書を浄書することです。
僭越ながら、前任校の日根野高校でも4年間、書かせていただきました。
一人ひとりの顔写真を見ながら、また進路指導部からいただいた進路先一覧表を見ながら、一枚一枚書いていきます。
体育祭や文化祭などの学校行事で頑張っていた姿や、教室で一生懸命ノートを取っていた姿と重ね合わせて、一人ひとりのことを思い浮かべながら書いていくのが、私にとって一番の至福の時でもあります。
今までも、書道の教師として揮毫を依頼され、ずっと書いてきましたが、この校長職になって、「自分で手渡す証書を自分で書く」というのは、また格別です。
先週と今週の土曜日の休みを利用して、8クラス全員の卒業証書を書き上げる事が出来ました。
来月の3月3日(火)の卒業式の日に、皆に手渡すのが楽しみです。
私にとって、至福のときでした。