新年度を祝福するかのように開花した桜は、降雨で早くも散り始めました。
この季節は、「春霖(しゅんりん)」で表すように降雨の時季でもあります。
「花七日」は、盛りの時期は短く、はかないことのたとえです。
日本人の哀惜(あいせき)の精神を宿した、竹下夢二の代表的な絵の題名にもある「春愁(しゅんしゅう)」という言葉もあります。
今日のような雨も「花散らしの雨」と云って、路面は、すっかりピンクの絨毯(じゅうたん)に変えてしまいました。
日本語の表現って、本当に美しいですね。(*^_^*)
私の自宅近くの小学校前の様子。