2学期始業式!

平成28年度 2学期始業式 式辞

おはようございます。校長の牧野です。

日中の蝉の声から朝夕の虫の音にようやく変わってきました。

さて、今年の夏は、リオ五輪・高校野球と例年にも増して熱い・暑い夏でした

先ずは、ダンス部が全国大会に5年連続で出場を果たし、その中で今年は、優秀賞を受賞しました。

おめでとうございます。(*^_^*)後ほど、生の演技を披露してもらうことになっています。また、写真部の2年生梶原君が、全国高等学校総合文化祭広島大会に出品しました。

そのほかにも、たくさんのクラブが賞状を頂いてきましたので、後ほど表彰をしたいと思います。

そして、オーストラリア語学研修で4人の皆さんが堺東高校の生徒さんと共に、無事に2週間の研修を終えて帰ってきました。また、堺市からの派遣でモンゴルへ海外研修に出かけた人もいました。

災害ボランティアでは、5人の皆さんが、被災地の東北を巡り、語り部の方のお話を聞いたり、現地でいろいろな経験をしてきました。後ほど、プレゼンをしてくれることになっています。

また、高校生ICTカンファレンスin大阪に生徒会の3人が参加し、大阪府の代表生徒に選ばれたそうです。高校生がネットトラブルの予防対策についてアイデアを出し合い、議論して府政に提言するというのが目的で、選ばれた代表者は、今後、内閣府・文科省・消費者庁などを回り、実際に省庁の方々にプレゼンテーションを行うサミットに参加するそうです。

一人ひとりが、一回りも二回りも大きくなって帰ってきたような気がします。

まだまだ他にも紹介しきれないくらい、それぞれが頑張った今年の夏でしさて、新学期を迎えるにあたり、皆さんに期待をこめて次の2点についてお話をしたいと思います。

1 奇跡(ミラクル)は、偶然では起きない!

今年のリオ五輪で、体操の内村航平選手の逆転金メダルの奇跡はなぜ起きたのか?

日本のエース、内村選手が個人総合で五輪の2連覇を達成した。5種目が終わってまだ2位。腰にはギックリ腰を起こし、これまでにない危機的な展開に連覇が危ぶまれたが、最後の鉄棒で「奇跡の逆転」を演じて見せた。

また、テニスでは、男子シングルス準々決勝で3時間に及ぶ激闘の末、錦織選手がモンフィスに「奇跡の大逆転」で勝利しベスト4入りを果たし、銅メダルを取りました。

しかし、これらは、本当に奇跡が起きたのでしょうか二人とも、普段からの並々ならぬ練習をこなし、努力精進を惜しまなかったからこそ、勝ち得た勝利だと思います。「奇跡」とは、「不断の努力」があるからこそ成し得るのであって、決して「奇跡=運」ではないのです。

2 最後まであきらめない!<Never Give Up!>

これもまた、リオ五輪での選手のコメントになりますが、「卓球男子団体決勝第2試合」での水谷選手、「レスリング女子48・58・69キロ級決勝戦」での登坂選手、伊調選手、土佐選手、「バトミントン女子ダブルス決勝戦」での高橋・松友ペアのコメントに、共通しているものがあります。

それは共通して、「自分がやってきたことは、最後まであきらめずに力を出し切ろう!」「競った場面で追いつけたときに、絶対もう、こういう時には自分たちの力の方が強いと思ってプレー出来た!」と語っています。

「自分がやってきたこと」を強く信じて、「Never Give Up!」を強く信じて、勝ちとった金メダル。そこから学ぶものは、スポーツの域を超えた人生の糧となるものばかり、大切にしていきたいものです。

「成功している自分」をありありと描いてみる、そうすれば必ず「勝利の女神」は微笑むと思います。

君たちも「やれば出来る!」「You can do it!」「Yes I can!」

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