本日、２０日、１学期の終業式を行いました。
私からの式辞の後、写真部・男子ソフトテニス部・英検２級合格の皆さんの表彰式を行いました。
その後、夏期休業期間中に、全国高等学校総合文化祭写真部門で大阪代表で参加する生徒、オーストラリア語学研修に参加する生徒の皆さん方の壮行会を行い、抱負を述べてもらいました。
参加後の報告を楽しみにしています。
最後に、生徒指導部の福島先生から、夏休みの過ごし方についての諸注意がありました。
本日、午後、１年保護者と担任のつどいを行いました。多数の１年生保護者の皆さまに参加していただき、ありがとうございました。学年主任の角田先生より、スタートした高校生活、コース選択について、修学旅行について、のお話をいただくとともに、学級単位に３班に分かれて、担任の先生方にも入っていただき、クラスでの様子や勉強・部活動・学校行事のこと、保護者の皆さんからの質問等々、時間の許す限り懇談していただきました。
終業式では、私からは以下の内容を式辞でお話しいたしました。
平成２９年度 第１学期 終業式 式辞
皆さん、おはようございます。校長の石田です。
この１学期を振り返って、いかがだったでしょうか。楽しく過ごせましたか？勉強や部活動、学校行事、クラス活動などに打ち込めましたか？
学校としては、遠足や学校祭・体育の部が天候に恵まれ実施することができました。２学期も、学校祭・文化の部を始めとする学校行事が、充実したものになることを期待しています。
毎朝、時間のある限り、正門で皆さんが登校するのを出迎えるようにしています。私が「おはよう」と声をかけると、笑顔で「おはようございます」と返してくれることが多くなってきました。その日一日が大変気持ちよく過ごせます。今日もまた、みんなから元気をもらったと、本当に幸せな気分になれます。早くに、登校している皆さんには、登校時の挨拶ができず、大変申し訳なく思っています。これからも、みんなが、笑顔で挨拶を交わしあえる学校にしていきたいと思っています。よろしくお願いします。
5月に埼玉県大宮市で開催された全国高等学校長協会総会・研究協議会の場で、本校のICTを活用した教育活動の取組みを、全国の校長先生方に発表してきました。発表の場を与えられる高校は、全国で僅か４校です。生徒の皆さんには、全国から先進的な取組みをしている学校として注目されている東百舌鳥高校！その場に、学んでいるんだ！という誇りをもって学校生活を過ごしてもらいたいと思います。
情報リテラシーと情報モラル、双方を兼ね備えた「ヒガモ生」になって欲しいと思っています。皆さんは、「デジタルタトゥー」という言葉を知っていますか？ SNS等を通して、悪ふざけや常識から大きく外れた行動を撮影した画像や動画のアップロード、社会常識的に不適切なコメントの投稿など、一度、ウェブ上に公開してしまった情報は、それを消すことができません。アップしたその時点で、不特定多数の誰かが所持することになる、という怖さを知ってください。
例えば、就職活動のエントリーシートに自分の「強み」「売り」をいくら書き記しても、選考過程であなたの名前を人事担当者が検索をかけ、過去のログを確認することは十分にあり得ることです。また、ハーバード大学が「フェイスブック」での不適切なやりとりを理由に、今秋入学予定だった学生の少なくとも１０名の入学許可を取り消したことも報道されています。
学校でのスマートフォンの活用は、「遊ぶための道具としてではなく、学ぶための道具として授業等で使うためのもの」です。授業と関係のないことの使用はもちろん、休み時間の歩きスマホ等もないように心がけてください。スマホの良い面を最大限に活用し、お互いに気持ち良く使えるよう、ルールを守って使用してください。
さて、この夏は、皆さんはどのように過ごされますか。３年生は、希望する進路の実現に向けて悔いの残らぬよう毎日を過ごしてください。１・２年生では、部活動に熱中する人も多いでしょう。また、この機会に、図書館等で本を借りて、読書に専念してみよう、という人もいることでしょう。ぜひ、規則正しい生活を続けて、興味・関心を拡げ、２学期に繋がる学習ができるよう、有意義な夏休みを送ってください。そして、始業式には、少し成長した姿で、全員、怪我なく、学校に登校してきてください。
以上で、１学期終業式の挨拶とします。