道端で見つけた、小さな実りと

校門前の路側帯からふと目を向けると、春に花を咲かせていた桜が、今は小さく真っ赤なさくらんぼを実らせていました。

アスファルトのすぐそばで、力強く、そして寄り添うように実るその姿。

毎日、明るい笑顔で挨拶を返してくれる皆さんの姿を見ていると、このさくらんぼの一粒ひと粒の成長が、皆さんの歩みそのもののように感じられ、とても温かな気持ちになります。

華やかな「花」の時期だけでなく、こうして地道に栄養を蓄え、自分だけの色に染まっていく今の時間は、これからの大きな実りのために欠かせない大切な過程です。

自分らしさを精一杯育むこと、そして、すぐそばで共に頑張る仲間の成長を優しく見守ること。そんな皆さんの心の交流が、今の学校の穏やかで落ち着いた空気を作っているのですね。

初夏の光を浴びて、校舎をバックに輝くこの実のように。

皆さんの努力や優しさが、これからも豊かな実りへと繋がっていくことを心から願っています。

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