2学期 始業式!

本日、28日、2学期の始業式を行いました。

私からの式辞の後、バドミントン部・陸上競技部・ダンス部・写真部・男子バスケットボール部・男子ソフトテニス部・美術工芸部の皆さんの表彰式を行いました。

始業式では、私からは以下の内容を式辞でお話しいたしました。

平成29年度 第2学期 始業式 式辞

皆さん、おはようございます。校長の石田です。

約1か月ぶりに皆さんの元気な顔を見ることができ、うれしく思っています

この夏休みは、規則正しい生活を続け、興味・関心を拡げ、2学期に繋がる学習をするなど有意義な時間を過ごせましたか?

クラブ活動では、ダンス部が全国大会に6年連続出場を果たしました。また、写真部の3年生梶原君が、2年連続で全国高等学校総合文化祭に出品しました。写真部としては、8年連続全国大会出品となります。ともに喜びを共有したいと思います。そして、オーストラリア語学研修で8名の皆さんが堺東高校の生徒さんと共に、無事に2週間の研修を終えて帰ってきました。

クラブ活動に頑張って取組んだ、読書に専念した、家庭学習に頑張った

一人ひとりが、一回りも二回りも大きくなって始業式の場に集ってくれたような気がします。その成果を是非とも発揮してくれることを期待しています。まだまだ、他にも紹介しきれないくらい、「ヒガモ生」それぞれが頑張った今年の夏でした。

さて、新学期を迎えるにあたり、皆さんに次の点についてお話をしたいと思います。

学校祭・文化の部を始めとする学校行事に関連することです。

東日本大震災・熊本地震・九州北部豪雨災害などにおける地域住民の振舞いやボランティア活動、復興への営みのなかで、世界から称賛されたのが、「集団のなかで助け合い協働し、責任ある個人として、ともに育っていく」という日本の強みです。

その資質・能力の少なくない部分が、学校教育のなかで、はぐくまれている、と考えています。

何のために行事に取組むのか。それは、各クラスや学年がそれぞれの取組みを進めるなかで、一つの目的をもった集団に成長するためです。仲間一人ひとりの個性を皆が認識し、他者の意見に耳を貸す姿勢がなくては大勢で一つのことを成し遂げることはできません。時には、意見をぶつけ合うぐらいの熱意も必要です。一人ひとりが安心して個性が出せる、成熟した集団づくり。「自他敬愛」の校訓をもち、ピアの心をはぐくんできた「ヒガモ生」なら、集団としての成長・その成員としての個人の成長を必ず遂げてくれると確信しています。

21世紀の社会では、人間関係を大切にしながら集団で協力して課題を解決すること、個人としても能力を発揮していくことが求められています。例えば、AIはビッグデータを分析して最適解を導き出すことができますが、人間は集団のなかで協働することにより納得解を導くことができます。これはAIにはできないことだと思っています。

成熟した集団づくりは、行事だけではなく、授業の場にも当てはまります

今日から、2学期です。学習はもとより学校行事にも全力を注ぐことを期待して始業式のあいさつとします。

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