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高大接続改革における大学入学者選抜改革(主体性等分野)について

本日午後、校長協会進学指導委員会で、関西学院大学に行ってまいりました。

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関西学院大学は、大阪大学・神戸大学・大阪教育大学・早稲田大学・同志社大学・立命館大学・関西大学とともに指定を受けた、文部科学省大学入学者選抜改革推進委託事業主体性等分野コンソーシアムの代表校で、高大接続ポータルサイト「JAPAN e-Portfolio」の構築・制度設計・実証検証等を行われています。

今回の大学入試改革では、学力の三要素のうち「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」(主体性等分野)の評価について、「調査書」や「提出書類」等の活用が検討されています。

*8月3日(https://www.osaka-c.ed.jp/blog/higashimozu/kouchou/2017/08/03-099523.html)、8月9日(https://www.osaka-c.ed.jp/blog/higashimozu/kouchou/2017/08/09-099782.html)の「校長ブログ」をご参照ください。

以前もお話しいたしましたが、大学入試改革は現在の中学3年生からですが、42期生の皆さんは浪人すれば新しい入試制度での受験となります。学習指導要領の改訂をまだ伴っていませんので、「移行措置」はありません。今の高校1年生の受験は、そのような情勢のもと、「現役志向」が強くなることが想定されます。となると、今の高校2年生は浪人すれば、その「現役志向」が強くなる1学年下の現役生と勝負することになります。連鎖的に、今の高校2年生にも「現役志向」が強くなることが予想されそうです。

今回の関西学院大学の訪問では、高大接続改革における大学入学者選抜改革(主体性等分野)及び高大接続ポータルサイト「JAPAN e-Portfolio」等について、学長特命 高大接続センター次長の尾木先生より詳細の説明をしていただき、参加させていただいた校長先生方からの質疑応答にも丁寧に答えていただきました。

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関西学院大学は、ラーニングコモンズの充実にも力をいれられています。尾木先生のご講演後、高大接続センター 課長の筒井先生に施設見学・紹介をしていただきました。

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尾木先生・筒井先生には教頭をしていた前任校でのSGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)事業の制度設計で大変お世話になりました。久しぶりの再会を喜ぶとともに、本校の e-Portfolio の取組みや次期学習指導要領に向けた探求学習にご助言いただければと思っています。

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