本日、堺市立東百舌鳥中学校、堺市立大泉小学校・中学校の先生方をお招きして、中高連携 ICT機器活用研修会を開催いたしました。
先日の学校協議会の折、本校学校協議会委員の堺市立東百舌鳥中学校長代理で出席された教頭先生と、授業力向上に、中高連携して取組むとともに、相互の交流を深める機会、本校の ICTを活用した授業を中学校の先生方に見学していただき、 ICT機器活用の研修をしていただく機会を一度もちましょう、と話が弾み、校長先生のご賛同を得て、本日の運びとなりました。また、先日の「卒業生の話を聞く会」に出席してくださった本校卒業生でもある堺市立大泉小学校・中学校の先生にも、校長先生のご賛同を得て参加していただくことになりました。
先ず、５限目に ICTを活用した授業を見学していただきました。
Classi を活用した授業では、スマホ（ 通信制限等ある生徒には iPad を貸し出します ）を利用します。生徒一人一台分の教育用コ ンピュータ環境の整備が困難ななか、BYOD（Bring Your Own Device）＜個人の情報端末等を持ち込んで授業で利用すること＞が、どうしても必要にならざるを得ません。本校は、それを先行的に実践しています。
ICT活用に留まらず、グループワークで教え合いをする、まさにアクティブ・ラーニング型の授業や、グループで課題を見つけ、それをふくらませてプレゼンする授業等、様々な個性をもった授業を見学していただきました。
授業見学終了後、懇談がおありの先生方は中学校に戻られましたが、引き続き、首席の北野先生より「本校の取組み概要について（機器整備編）」、同じく首席の宮本先生より「本校の取組み概要について（実践編）」をプレゼンいたしました。
質疑応答でも大いに意見交流ができ、とても良い時間を地元中学校の先生方と共有できました。
高校では、今の中学３年生から実施される高大接続改革が大きな話題になっていますが、中高接続も、生徒たちの発達を保障するうえで大変重要だと考えています。生徒たちが中学校でどのような学びを経て高校で学習しているのか？ 中学校の先生方にとっても、送り出した教え子たちが高校で何を学び、どのように成長していっているのか？ これらを中高連携の交流のなかで分かり合えることは、きっと生徒たちの成長にとって有意義なことではないか、と思っています。
東百舌鳥中学校様には、これを機会に、本校の先生方が、中学校の授業を見学させていただくことをお願いいたしました。このように、今後も中高連携を進めていきたいと思います。
ご多用のなか、ご出席いただきました中学校の先生方、本日はありがとうございました。
学校協議会、本校卒業生というつながりで、今回の機会をもつことができました。
今後、堺市の近隣中学校様とも、中高連携を進めていくことができれば、と願っています。