高大接続改革の進捗状況について(2)

本日より、期末考査。しっかり頑張ってください。特に2学期に受験する3年生は1学期の成績が3年生の仮成績となります。悔いの残らないよう健闘してください!!

前回(4月26日更新分)に引き続き、今回も「大学入学者選抜改革」の「一般入試」(「一般選抜」に名称が変更されます)についてです。

前回、昨年11月に全国約1900校・延べ約18万人の高校2、3年生が参加して実施された「大学入学共通テスト 平成29年度試行調査」の問題のなかから国語の記述式問題を紹介しました。

今回は数学。数学の記述式問題は、「数学Ⅰ」及び「数学Ⅰ・数学A」で、「数学Ⅰ」の内容から、3問程度の出題が検討されています。大問の中にマークシート式問題と記述式問題を混在して出題し、試験時間はマークシート・記述式を合わせて70分程度が想定されています。

大学入学共通テスト 平成29年度試行調査」の問題のなかから数学の記述式問題を紹介します。   

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記述式問題で問われている「思考力・判断力・表現力」は、

問題解決の構想等を理解したり,その構想の根拠を数学的に説明したりすることができる。

目的に応じて,自分の考えなどを数学的な表現を用いて的確に説明することができる。

解決過程を振り返るなどして概念を形成したり,体系化したりして統合的・発展的に考えた結果を数学的に表現することができる。

ということです。ここでは問題を割愛していますが、マークシートの選択式問題でも、「思考力」「判断力」を問う問題(知識を覚えるだけでは解けない、知識を理解し、活用できる力を問う問題)が出題されています。

問題は、(http://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?f=abm00011240.pdf&n=5-02_%E5%95%8F%E9%A1%8C%E5%86%8A%E5%AD%90_%E6%95%B0%E5%AD%A6%E2%85%A0A.pdf)でご覧になれます。

次回は、英語の4技能評価、続いて「AO入試」「推薦入試」「主体性評価」について説明していきます。

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