校長も、先生方も勉強 !

「高大接続改革」の名のもと、「高等学校教育改革」・「大学入学者選抜改革」・「大学教育改革」が強力に推し進められています。

現在の1年生から実施される大学入学者選抜改革は、国公立大学受験の1次試験である「大学入試センター試験」が「大学入学共通テスト」に変更されるだけではなく、広く「一般入試」(「一般選抜」)のみならず、「AO入試」「推薦入試」のあり方も見直されるものです。

文部科学省高等教育局大学振興課の山田泰造 大学入試室長は、『動き出した大学入学者選抜改革(リクルート カレッジマネジメント 207 / Nov. - Dec. 2017)』のなかで、「現在一部のAO・推薦入試において、学力不問と指摘されるような状況も生じているところ、このような事態を改善するため、2021年度実施要項からは、「総合型選抜」(AO入試)、「学校推薦型選抜」(推薦入試)のいずれにおいても、調査書等の出願書類だけではなく、各大学が実施する評価方法(例えば、小論文、プレゼンテーション、実技等)または共通テストのうち、少なくともいずれか一つの活用を必須化することとしている。また、総合型選抜(AO入試)については、本人の記載する資料(活動報告書、大学入学希望理由書、学修計画書等)を積極的に活用するとともに、学校推薦型選抜(推薦入試)では、学校長からの推薦書のなかで本人の学習歴や活動歴を踏まえた学力の3要素に関する評価を記載すること、及び大学が選抜に当たりこれらを活用することを必須化する。」としています(一部加筆修正しています)。

本校は、ICTをツールとして「めあて、生徒の活動場面、ふりかえり」を取入れた授業(「東百舌鳥Style」)や、e-Portfolioを始めとした形成的評価の研究・開発で注目され、全国からの視察を受入れています。

生徒たちが高い志をもって自己実現できる環境づくりのためには、本校の得意分野である「アクティブラーニング」や「主体性評価」、「グループ(協調)学習」、「探究学習」などを深めるべく、さらに先行実践や理論に学ぶ必要があります。

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写真は今年度取り揃えた参考文献です。職員室に書架を設置し、先生方の興味・関心に応じて自由に読んでいただいています。もちろん私も、松下 佳代、溝上 慎一先生編纂の『高校・大学から仕事へのトランジション』を早速読み進めて勉強しています!

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