高大接続改革の進捗状況について(5)

いよいよ本日より期末考査です。生徒の皆さんは体調管理に留意し、試験勉強に万全を期してくださいね!!

今日は「英語外部検定試験」について説明します。

英語の4技能評価について、平成35年度までは英語の大学入学共通テストが実施され、各大学の判断で「外部検定試験」と「大学入学共通テスト」のいずれか、又は双方を選択利用することが可能とされました。

外部検定試験は、高校3年生の4月~12月の間の2回までの試験結果が用いられます。「英語外部検定試験」を大学入試等に活用する場合「大学入試英語成績提供システム」による「共通ID」の発行が必要になります。大学入試センターは、高校2年生の11月ごろを集中発行申込み期間(3年生の9月頃まで申込みを可能とする予定)としていますので、2年生の皆さんは、あと4か月で共通IDの申込みをすることになります。英検2級、準2級や1950点以上のスコアをもっている皆さんは、入試で有利になる大学等がありますので積極的に申込んでください!また、英検2級、準2級や1950点以上のスコアを狙えそうな皆さんは是非、頑張ってチャレンジしてください!!

これまでの大学入試でも問われてきた英語の3技能(読むReading・書くWriting・聞くListening)に加えて、「話すSpeaking」の能力も問われます。GTEC(ジーテック)、英検、TOEFLなど7種類の民間試験が「英語の外部検定試験」として認定されています。「英語の外部検定試験」の成績の活用の仕方は、「受験資格とする」「加点する」かのいずれかですが、現時点での各大学の最新情報は「英語4技能試験情報サイト」で更新されていますので参考にしてください。

「外部検定試験」として、東百舌鳥高校生に一番なじみが深く、取組みやすいのは「英検」です。

全学年、英検IBAテストを受験してもらっています。その成績個票(下載)には、英検何級の合格可能性があるのかの判定結果が記載されています。是非、積極的にチャレンジしてください!

「外部検定試験」の活用は、今の2年生の大学入試の2020年から。英検は「新型英検」(受験できるのは3年生のみ)となります。「大学入試英語成績提供システム」の対象となるのが「英検2020 S-CBT」「英検CBT」。

現在の英検の形とほとんど変わらない「英検2020 S-Interview」は、6月26日付けプレス発表で、合理的配慮の必要な受検生のみが対象となりました。

 

 CBT(Computer Based Testing)にも慣れていく必要がありますね!

英検(従来型)

一次試験(Reading / Listening / Writing)の合格者のみが、二次試験(Speaking)を受験します。

新型英検

  • 英検2020 S-CBT
    Reading / Listening / Writingは紙の試験を受験し、Speakingはコンピュータを使った録音式の試験を受験します。4技能全ての試験を1日で受験することができます。
  • 英検CBT
    Reading / Listening / Writing / Speakingの4技能全ての試験を、コンピュータを使って1日で受験します。Speakingはコンピュータを使った録音式の試験となります。
  • 英検2020 S-Interview実施方式は英検(従来型)と変わらず、Reading / Listening / Writingは紙の試験を受験し、Speakingは対面式の面接を別日程で受験します。Reading / Listening / Writingの合否を問わず、全員がSpeakingを受験します。

新英検の情報は英検のホームページから最新情報が確認できます。靑〇をクリックしてください!

私立大学も含めた一般入試に関しては、①筆記試験に加え、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」をより積極的に評価するため、調査書や志願者本人が記載する資料等の積極的な活用を促すこと。 ②「大学入学共通テスト」の積極的な活用を図るとともに、教科・科目に係るテストの出題科目の見直し・充実に取組むこと。 ③英語の試験を課す場合、4技能を総合的に評価するよう努めること。 が推奨されています。

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