本格的な冬到来に向けて火災が多くなるこの季節、
2学期末考査を終えた本校でも、火災発生という想定で訓練を行いました。
・12:08 特別教室棟の西隣倉庫から出火
・「緊急放送」により全校に火災の通知
・各授業担当者引率の元、全員グランドへ避難開始
3ヵ所の階段から分かれて避難します。グランドに集合するのに5分、点呼完了まで合わせると9分かかりました。もう少し急がなければならないでしょうね!
堺市中区の消防署から消防隊員の方々にお越しいただき、消化体験をさせていただきました。
実際に消火器を扱ってみてどうだったのでしょう。万一の時には扱えるでしょうか?
そして、消防隊員の方から講評をいただき、校長からも講評させていただきました。
近年、本当に予期せぬことが起こります。学校で火事なんて起こらないだろう・・・という油断は禁物です。
2011年の東日本大震災も、予期せぬ甚大な被害があり、多くの犠牲者を出しました。そんな中、日ごろから真剣に防災教育・訓練を行っていた釜石市の小中学校では、何と99.8%の児童生徒が無事避難できたと言われています。このことは「釜石の奇跡」として全国の人々に防災意識の大切さを印象づけました。
私たちも、火災だけでなく、震災の備えや、いざという時、自分がどう行動しなければいけないか、そして、周囲の人をどのように支援できるか、もう少し真剣に考えておかなければいけないでしょう。
そのことを、皆さんにお願いして防災訓練を終えました。