大阪市立美術館開館80周年記念、公益社団法人日本書芸員創立70周年記念として、王羲之から始まる書法の伝承を、中国・日本それぞれの名品によって回顧する展覧会が、天王寺公園内の大阪市立美術館で開かれています。
中国書蹟では、王羲之(おうぎし)から欧陽詢(おうようじゅん)ら初唐の三大家、蘇軾(そしょく)ら宋の四大家を経て、明末清初に至る約90点。
日本書蹟では、空海(くうかい)ら三筆、小野道風(おののみちかぜ)ら三蹟から「高野切」など平安古筆の名作ほか江戸時代までの約120点。
さらに戦国秦漢の古璽(こじ)や、清末民初の篆刻約20点。
以上のように、多くの国宝や重要文化財を含む約230点が勢揃いした空前絶後の大展覧会です。
私は、今日で2回目の鑑賞になりますが、途中展示替えがあるため、何回観に来ても飽きないくらいのすごい展覧会でした。
会期は、5月22日(日)までです。
さすが、土曜日だけあって、長蛇の列です。