大阪モン野菜にも、いろいろ有りますが、平成17年に認定された「浪速の伝統野菜」として、「天王寺蕪(かぶら)」と「田辺大根」は、ご存知でしょうか?
教頭先生と技師さんが、これらの種を頂いてきて、プランターに植えられました。
収穫の日が楽しみです。(*^-^*)
「天王寺蕪(かぶら)」は、大阪市天王寺付近が発祥で、江戸時代から栽培されています。蕪が地面から浮き上がったように成長することから、「天王寺浮き蕪」とも呼ばれいました。乾蕪として全国に広まり有名であったようで、「名物や蕪の中の天王寺」と与謝野蕪村に詠まれています。また、長野県野沢村の住職が天王寺蕪の種を持ち帰り栽培したところ、野沢菜になったという言い伝えがあります。
「田辺大根」は、大阪市東成郡田辺地区(現大阪市東住吉区)が発祥。古くは「名物名産略記」に記載があり、江戸時代から栽培されていたと考えられています。田辺大根から派生したやや長めの「横門大根」は、大正時代に大阪市東住吉区の法楽寺西横門の前の畑で栽培されていたことから命名との説があります。
<地方特産野菜図鑑より>
「花プロジェクト」で植えた、ポーチュラカもまだ元気に咲いています。