授業参観⑥

中間考査&先生方との面談が続き、中断していた授業参観を、今日から、教頭先生と再開いたしました。会議の関係で、本日は午前・午後一時間ずつの授業参観です。

午前は、2年生の保健の授業です。本時のめあて(ねらい)は「家族計画と避妊法を理解する」です。前時の復習後、「家族計画」について、「理想の結婚は?」「子ども何人欲しい?」等、対話形式で意見を引き出していきます。さらに、先生からの質問。「先生は、結婚してから1年間は、子どもをつくらないようにした。何でやと思う?」。すぐさま、「新婚生活を楽しむため!」と答えが返ってきました。

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家庭をもって、子どもを育てるためには、家族の経済状況や母体の健康状態等を考慮する必要があります。夫婦が、子どもの人数や、子どもを産む時期と間隔を考えることが、「家族計画」で、そのために、「受胎調節」が必要になります。授業では、避妊法として代表的な、コンドームと低用量ピルの使用法と留意点を確認しました。家族計画についてパートナーと話し合うときは、お互いの考え方を尊重し、協力し合う気持ちが大切です。

午後からは、1年生の現代社会の授業を参観しました。授業のめあては「①私たちの生活と法の関係について考える ②法と道徳との違いは何か考える ③憲法と法の違いを考える」です。前時の「原発再稼働をどう考えるか」の復習をした後、班に分かれて「私たちにかかわる法律。ベスト3」についてグループワークをしました。

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これは私たちにかかわってくるなぁ、これ大事やなぁ、と考えた法律を班ごとに発表します。「教育基本法」「労働基準法」を挙げる班が多く、「少年法」「消費者基本法」が続きました。その他、「男女雇用機会均等法」「PL法」「刑法」「国民投票法」等々。ひとつ出てきて欲しかった法律が出てきません。先生から、「毎日の登校時にかかわる法は?」のヒントで「道路交通法」!出てきました。違反すると罰則規定があります。私たちにかかわる大事な法律のひとつですね。

発表を受けて、私たちの人生のなかで、法がどのようにかかわっているか、プロジェクターの資料をみながら考えていきました。

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続けて、「法と道徳の違い」のグループワーク。「社会規範」としての共通点はありますが、その違いは?各班からの発表を行いました。道徳は一人ひとりの良心による社会規範、内面的規制。法は国家権力による強制される社会規範、外面的規制、でした。

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授業の最後に、先生から、「憲法を尊重し、擁護する義務(守らなければならない)がないのは、次のうち誰?」という4択の問題が。①天皇 ②国民 ③議員 ④裁判官。みんなの意見は、①圧倒的多数 ②1名 ③・④0名でした。正解は②でした!「なんでやろ?次の時間に学習します!」。日本国憲法第十章をしっかり予習しておいてくださいね。

自転車の安全運転義務(違反すると罰則規定があります)について、タイムリーなことに「大阪市中央区広報平成29年6月 No.253 号」にわかりやすい図が掲載されていましたので、紹介します。

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登校・下校時の自転車運転については、ルールを守って安全運転を心がけてください!

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