本日、ベネッセ・コーポレーションの今井様を講師にお招きし、2年生の進路講演会を行いました。
6月13日に実施しました「2年生実力診断テスト」の「個人診断レポート」を本日返却いたしました。その見方、今後の学習の「めあて」を中心に、今井様に講演していただきました。
「教えてください! 中学生に戻れるなら、やり直したいことはありますか?」
「打ち込める何かを見つけたかった」と今井様は仰いました。皆さんはどう思いましたか??
「未来を変えることはできても、過去を変えることは絶対にできません」
受験を控えた3年生の多くは、「もっと勉強をしておけばよかった.....」と思っています。
そこで、2年生の夏を迎える今、後悔をしない進路選択をするためには、①「行きたい進路先」を考える ②正しい情報を調べて、進路先は比べて選ぶ、ことが大切です。
ここで、「本題!」。「現在の自分と向き合う」こと!
先ほど返却された「個人診断レポート」。自分の現在の力を客観的にみていきます。ポイントを押さえながら、レポートの見方を教えていただきました。
2年生春の時期の平均的な平日の家庭学習時間は、関西大学合格者で「80分」、近畿大学合格者で「69分」。入試問題の80%は、1・2年生の教科書から出題されています。皆さんは、授業の予習・復習の家庭学習を毎日どれくらい行っていますか?
5月19日に開催されました保護者進路説明会で、私から、「入試問題を分析すると、教科書から100%出題され、1・2年の教科書からは8割が出題されている。基礎が全体の6割を占め、応用2割・難問2割。難問では差はつかず、基礎・応用で差がつく。入試問題では満点はとれず、最高で8割くらい。合格最低点は凡そ6割5分。基礎の6割を取りこぼさない勉強が大切。学校で学習する内容をしっかり身につける=合格への一番の近道。学校の授業を完璧にすること、簡単そうだけれど意外とできない。」、という内容の話をさせていただきました。
「1時間1時間の授業を大切にすること」、これが本当に大切なのです。
まず、模試や定期考査の復習。同じ問題、類題に二度と間違わない!ことが大切。そのための復習をしっかりと!今井様からは、復習用のノートを1冊つくって、左ページにできなかった問題(or そのコピー)を貼る、右ページに解答を記入する、勉強法。なるほど!と思った人は、返却されたばかりの実力診断テストや期末考査等、素材が豊富な今こそ早速始めてください!続いて、診断レポートを参考に、今後の具体的な学習の「めあて」を考えていきます。
最後に、「学力と努力の関係」について。
志を高く持って、最後まで粘り強く努力を積み重ねること。このグラフからも明らかですね。
今井様、本日はご講演ありがとうございました!