平成30年度 着任式& 第1学期 始業式

平成30年度の新学期が始まりました。

本日の午前中は、着任式と始業式が行われました。

着任式では、11名の教職員をお迎えし、生徒の皆さんに紹介しました。

引き続き、1学期の始業式を行いました。 

3年生担任の先生方の紹介です。

2年生担任の先生方の紹介です。

私からは以下の内容を式辞でお話しいたしました。

平成30年度 第1学期 始業式 式辞

皆さん、おはようございます。校長の石田です。

春休みは有意義に過ごすことが出来ましたか。さきほどの 着任式で紹介しました11名の新しい教職員、さらには、午後に入学許可をする第43期生280名を加え、平成30年度が始まりました。

さて、皆さんは、12年後の2030年の社会をイメージしてみたことがありますか?

グローバル化、IoTやビッグデータ、AIを始めとする技術革新が一層進展し、皆さんのなかには、今は存在していない職業に就いている人がいるかも知れません。

社会や生活が大きく変わり、社会で求められる力も変わりゆくなか、学校教育や大学入試の在り方も大きく変わろうとしています。午後入学式を迎える43期生の皆さんの入試から新しい大学入試制度がスタートし、一般入試・推薦入試・AO入試を問わず、知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性をもって多様な人びとと協働して学ぶ態度、のいわゆる「学力の3要素」を多面的・総合的に評価する傾向が強まっていきます。

東百舌鳥高校では、変化が激しく、予測困難なグローバル社会のなか、新しい課題に対応する「21世紀型スキル」を育成するために、「ICT」を活用したアクティブ・ラーニング型の授業、「自他敬愛」「ピア」の心を持ったグローバルリーダーの育成を先進的に進め、昨年度全国から37校の視察を受入れました。

では、新しい学年が始まるにあたって、2点話をします。

一点目は「より良く学ぶ」ということです。

授業を通して、今まで知らなかったことに対する理解を深めることはもちろんですが、皆さんが生きて行くこれからの社会は、必ず正解がある問題ばかりではありません。答えが簡単に見つけられない、答えがないような問題に出会うことがあるかもしれません。そのような問題の最適な解決方法を見つけるためにも、学校で学ぶ教科・科目の基礎・基本の知識や技能をしっかりと身につけ、指示された事や与えられた課題をすることだけに満足せず、自ら考えたり、質問したりして積極的に学習に臨む意欲を持った「学び」をしてください。

二点目は、「互いを思いやり、高め合う友人をつくる」ということです。

本校の校訓「自他敬愛」の精神「ピア」の心をはぐくみ、自分にないものを友人から学び、さらに自分を向上させてください。

3年生の皆さんは、進路を定める大切な1年です。自己実現に向けて目標をしっかり定め、1日1日を大切に、授業・学校行事・部活動に、東百舌鳥高校での最終学年を悔いの残らないように過ごしてください。

2年生の皆さんは、高校生活にも慣れて、中だるみを感じることがあると思います。また、学校祭では、3年生の力を借りることが多々あるかもしれませんが、学校の中心学年としての活躍を期待しています。

今日の午後、皆さん方の後輩となる第43期生がいよいよ入学してきます。

東百舌鳥高校の良き伝統・良き校風を学校行事や部活動などの場において、言葉だけでなく、行動で示してあげてください。

この1年間も皆さん方一人ひとりが、充実した高校生活を過ごし、 健やかに成長する年となることを願って、年度初めの挨拶とします。

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