続いて、1年生の「保健」の授業です。本時の授業の「めあて」は「熱中症および日常的な応急手当の正しい方法や手順を知り実践する力をつける」です。
授業はグループ学習を取り入れています。各班にマグネット付きのホワイトボードとペンが用意されています。
突き指や出血、打撲や捻挫、熱中症など日常的におこる怪我や症状にどのように対処していかなければならないのか。いざというときに使える知識を身に付けられるように、質問を皆で考えていきます。
質問1「体重70kgの男性が出血した場合、どれくらい出血した場合死に至るか」
グループ学習では、自分で考えたことを言葉に出して確認すること、グループの仲間の意見や考えを聞いて、自分の考えを見直し、それらを組み合わせてより良い考えを創りだすこと、これらの場面が次々に個人の思考内に起こり、理解が深まっていきます。
今までの学習知・経験知を意見として出し合いながら、班で考えていきます。
答えがまとまった班はホワイトボードに答えを書いて黒板に貼ります。答えが出揃ったら、各班、その答えに導いた理由を述べていきました。
正解は、70kg×1/13(血液量)×1/3=1.79ℓ でした。皆さん、残念でした。
次に、けがの応急手当について。「けがをしている人を発見したら?」
班で意見を出し合っています。適宜、先生が質問して、答えていきます。