平成30年度 第3学期 終業式

本日、3月20日、平成30年度 第3学期 終業式を行いました。

先ず、生徒の皆さんに、東百舌鳥高校の「スクール・カラー」をコンテスト形式で投票してもらっていましたので、その結果を公表しました。「東百舌鳥高校賞」受賞者に授与します副賞のタオルの色に、今回選ばれた「スクール・カラー」を反映させました!

 

私からの式辞の後、写真部・ダンス部・水泳部・美術工芸部の皆さんの表彰式を行いました。

 IMG_4216.JPG         

終業式では、私からは以下の内容を式辞でお話しいたしました。

平成30年度 第3学期 終業式 式辞

皆さん、おはようございます。校長の石田です。

皆さんにとって、この一年は、楽しく有意義な高校生活を過ごすことが出来た一年だったでしょうか? 

今日、こうして皆さんの元気な顔を見ることができて嬉しく思います。

今日は2つのことについて話をします。

一つめは、12月に回答をしてもらった「学校教育自己診断」の結果についてです。

約8割の生徒・保護者の皆さんが「学校に行くのが楽しい」と肯定的な評価をしてくださいました。学校として大変有難く思います。

さらに、「授業で自分の考えをまとめたり、発表する機会がある」の肯定的な評価が72%(特に1年生では87%)ありました。皆さんには、探究的な学習を通じて、21世紀をAIに負けることなく、生き抜いていける力を身に付けて欲しいと願います。これは、平成32年度からの大学入試改革にも対応できる力です。

本日配布される「進路指導部だより」が大変参考になるので、是非、よく読んでおいてください。

二つめは、「4つのC 」についてです。

イスラエルの歴史学者 ユヴァル・ノア・ハラリ氏は、その著書『ホモ・デウス』で、「現在、子どもたちが学校で習うことの大半は、彼らが40歳の誕生日を迎えるころにはおそらく時代遅れになっているだろう。人間が取り残されないためには、一生を通して学び続け、繰り返し自分を作り変えるしかなくなるだろう」。そのために大切なことは「学び方を学ぶ」ことである、と述べています。そのポイントは、Critical Thinking、Communication、Collaboration、Creativity の「4つのC」を駆使して学び続けることで、自分自身を「再発明(reinvent)」し、そうして状況の変化にキャッチアップすることです。

また、今年度、ノーベル医学生理学賞を受賞された本庶佑先生は、子どもたちに向けて、「重要なのは知りたい、不思議だと思う心を大切にすること。」と述べられています。

人生を通じて学び続け、変化すること。そのために、柔軟な心を持つことが、とても大切となります。

明日から春休みに入ります。休み中の留意事項については、プリントが配布されますので、よく読んでおいてください。けがや事故のないように過ごし、新たな気持ちで4月8日の始業式には元気な顔を見せてください。

昨日、44期生280名の合格が決定しました。皆さんは4月1日から学年がひとつあがってそれぞれ3年生・2年生となります。新学年に向けて、是非、高い志をもって第一希望の進路を実現できるよう決意を新たにして臨んでくれることを大いに期待して年度修めの挨拶とします。

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30