授業参観 ⑦

今日は2時間の授業を参観しました。

2年生の「世界史A」の授業です。本時の授業の「めあて」は「ロベスピエールの恐怖政治はどんなものであったか。単に『恐怖』だけだったのか。そうではなく進歩的なものもあったということを理解する。」です。

先ず、オーストリア・プロイセンの干渉(ピルニッツ宣言)から、オーストリアへの宣戦布告・革命戦争、各地での義勇軍の組織・八月十日事件、ヴァルミーの戦い、第一共和制の成立までの流れを、絵画資料を用いながら、先生からの指名に答える形で復習していきました。

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次に、ジャコバン派の独裁時代の内容について学習していきます。国民公会が始まると、ジロンド派にかわりジャコバン派が台頭します。国王ルイ16世の処刑、第1回対仏大同盟とめまぐるしく情勢が動き出しました。

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最後に、ジャコバン派独裁期の政策について。封建的特権の無償廃止、最高価格令の制定、メートル法や革命暦の制定など進歩的な側面があったこと、その後、ロベスピエールの恐怖政治、テルミドールの反動に向かうところまでを絵画資料を用いながら、先生からの指名に答える形で学んでいきました。

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続いて、3年生の「家庭総合」の授業です。本時の授業は、実習「高齢者疑似体験(インスタントシニア)」。ユニバーサルデザイン、バリアフリーについて今後、学ぶための導入となります。

授業の「めあて」は「老化に伴い日常動作でどんな困難を感じるようになるのか、体験を通して理解する。また、後日グループワークを行い、自分にはどのような支援ができるか考え、まとめた意見を発表する。」です。

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インスタントシニア体験用の9種類の器具を先生の説明を受けながら装着していきます。

 

器具を身に付けて、体験者・観察者の二人一組で校内の指定された通路を歩行し、老化による日常生活の困難さを体験しました。

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家庭科総合実習室に戻ってから、ペンケースから筆記用具を出して、絵本の表紙から3ページ目の一文をプリントに書くことにチャレンジしました。

 

最後に、実習を体験して感じたこと、これから気を付けようと思うこと等を、体験者・観察者双方の立場に立って振り返りシートにまとめました。

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実習を通じて体験したことを、今後の「QOL」と「ADL」学習に繋げていって欲しいです!

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