今日は1時間の授業を参観しました。
1年生の「数学Ⅰ」の授業です。本時の授業の「めあて」は「判別式Dを用いて実数解の個数を求める!」です。
1年生の「数学Ⅰ」の授業では、より学習が定着するように少人数展開の授業を行っています。先生方の持ち授業時間が増えることになっても生徒たちのためにと取組んでくださっています。校長として感謝の言葉もありません。
先ず、解の公式の復習。授業はグループ学習で行われています。
グループ学習では、わからない問題の教え合いや、一緒に考える場面が設定されます。自分で考えたことを言葉に出して確認すること、グループの仲間の意見や考えを聞いて、自分の考えを見直し、それらを組み合わせてより良い考えを創りだすこと、これらの場面が次々に個人の思考内に起こり、理解が深まっていきます。東京大学 大学総合教育研究センター教授の故 三宅なほみ 先生は、これを「建設的相互作用」と呼んでいます。
判別式Dを用いて実数解の個数を求める方法を学んだのち、各自ノートに任意の2次方程式を作ります。次にグループでそれぞれが作成した二次方程式の実数解の個数を判別式Dを用いて求めました!
任意に作成しただけあって、計算も力業が必要。頑張って解を求めました。
5班の解答をiPadで撮って投影。全体で解法を共有しました!
続いて、例題・練習問題を個人・グループで解いていきました。授業の到る所で生徒たちの主体性が育まれています!!
Classiで配信された「練習28」は週末課題。しっかり復習しておいてくださいね!