本校では、友だちを支えるために必要なスキルを身につける「ピアサポート研修」を学校全体で取組んでいます。昨日は、1年生のピア交流を行いましたが、本日は、今年度、前期第1回目、学級代表対象の「ピアサポート研修」を行いました。
「ピアサポート研修」とは、<ピア=仲間、サポート=援助>のことで、つまり、「友達で支えあうこと」です。
研修の内容は、
1 自分自身を知ろう。(自分のことがわかっていない人は人のこともわからないよ。)
2 聞く力をつけよう。(友だちの話をきちんと聞き(傾聴)、想像力を駆使して理解しよう。)
3 表現力をつけよう。(友だちを受け止め、適切なアドバイスができる表現力が必要だ。)
4 自分自身を守ろう。(一緒にしんどくなってしまっては支えることができないよ。)
以上のようなことをワークしながら楽しく学んでいきます。
さて第1回目は、「自己理解」がテーマです。
名刺カード5枚を記入し、じゃんけんをしながら5人の人と名刺カード交換をするアイスブレーキング「あいこでハイタッチ」のワーク。 名刺カードに記入。先生がワークを紹介します。
一斉にじゃんけんが始まります。交換された名刺カードを熱心に見ます。
続いて、「相談するならこんな人」のワークをしました。こんな人に相談したいと思う人のタイプを用紙にひとつだけ記入します。すると、「同じタイプを書いた人で集まって!」
みんな用紙を掲げてわいわい言いながら集まりだします。最後には、ひとつの円になって、どんな人を選んだのか紹介しあいました。
「信用できる人」「包容力のある人」「的確なアドバイスをしてくれる人」「笑顔で受け止めてくれる人」「サバサバしてる人」「口の固い人」等々、なるほど!と思うタイプの人が挙げられました。すると、先生から「そういう人になることが、この研修の目的です!」と。みんなにとっては納得解です!
次は、エゴグラムのワークです。記入後、升間先生から、解説をしていただきました。
最後に、3年生の先輩が、素晴らしい体験談を語ってくれました。その後、ふりかえりを記入です。
本校の「ピアサポート研修」を3年間で、30時間(うち実践6時間)以上参加して、課題レポートを提出すると、日本ピアサポート学会認定の「ピアサポーター」の資格を取得することができます。ぜひ、チャレンジしてくださいね!