本校では、友だちを支えるために必要なスキルを身につける「ピアサポート研修」を学校全体で取組んでいます。昨日は、1年生のピアHRを行いましたが、本日は、今年度、前期第1回目、学級代表対象の「ピアサポート研修」を行いました。昨日のピアHRでファシリテーターとして活躍してくれた生徒会執行部の皆さん方も参加してくれています。
「ピアサポート研修」とは、<ピア=仲間、サポート=援助>のことで、つまり、「友達で支えあうこと」です。
研修の内容は、
1 自分自身を知ろう。(まずは、自分の傾向を知ろう。)
2 聞く力をつけよう。(友だちの話をきちんと聞き(傾聴)、想像力を駆使して理解しよう。)
3 表現力をつけよう。(友だちを受け止め、適切なアドバイスができる表現力を持とう。)
4 自分自身を守ろう。(一緒にしんどくなってしまっては支えることができないよ。)
以上のようなことをワークしながら楽しく学んでいきます。
さて第1回目は、「ピア・サポート入門 三つの聴き方~傾聴スキル~」です。
本校の「ピアサポート研修」を3年間で、30時間(うち実践6時間)以上参加して、課題レポートを提出すると、日本ピアサポート学会認定の「ピアサポーター」の資格を取得することができます。
3年生の先輩が、素晴らしい体験談を語ってくれました!
先ず最初に、アイスブレーキング。「本気じゃんけん」「あいこじゃんけん」のワークです。
続いて、「話の聞き方のロールプレイ」
ふたり一組になって、三種類の話の聴き方(えらそうな・かかわりの少ない・関心を持つ積極的な)を交互に体験しました。
積極的な話の聴き方 「FELOR」(Facing・Eye-Contact・Lean listen・Open・Relax)を学びました。
「集団づくり」を通じて「成熟した集団として仲間とともに育っていく」ためにも、コミュニケーション能力は必須です。是非、ピア・サポート研修を継続してスキルアップしていってください!