5月18日(金)は福岡県の郷土料理を給食で提供しました。
牛乳
ご飯
がめ煮
そうめんちり
ぶどうゼリー
基本食→
きざみ食→
ペースト食→
「がめ煮」は鶏肉・ごぼう・人参・筍・里芋などを出汁や醤油で味付けした煮もの料理で、よく知られている「筑前煮」のことです。いろいろなものを寄せ集めることを博多の方言で「がめくる」などというのでこの名前が付いたそうです。出来たてもおいしいですが、出来上がり後に一旦火を切って温度を下げることで、根菜類にも味をしみ込ませてよりおいしく食べられるように工夫しています。
「そうめんちり」は鶏肉と野菜・豆腐などを甘辛く煮て、直前にそうめんをいれて仕上げます。「ちり」は黄褐色のざらめを指し、昔は高級品だった砂糖類をたくさん使っているので大変なごちそうで、労をねぎらったり、体力をつけたいときによく食べられていました。
「がめ煮」も「そうめんちり」も具だくさんで栄養満点、特に根菜類が多いので食物繊維が豊富な素晴らしい料理です。
これからも郷土料理の献立を実施し、いろいろ食文化に触れられる機会を作っていきたいと思います。