毎年1月24日~30日は全国学校給食週間です。
1月27日(月)は広島県の郷土料理を提供しました。
・牛乳
・もぶりご飯
・焼き鳥
・五目汁
普通食↓
きざみ食(大荒)↓
きざみ食(中荒)↓
きざみ食(細荒)↓
ペースト食↓
ムース食(もぶりご飯と焼き鳥がムース食です)↓
郷土料理として「もぶりご飯」が伝承されているのは広島県の大竹市や呉市です。広島県はカタクチイワシの漁獲量が全国5位で、それらを加工した「ちりめんじゃこ」などが使われる料理が多くあり、「もぶりご飯」は瀬戸内でとれる魚介類や季節の野菜を甘辛く煮て、ご飯に混ぜた料理です。地域によって混ぜ込む材料が異なり、干し椎茸・ごぼう・人参・黒豆・さやいんげんなどの野菜や、えび・魚・貝類などを煮たり焼いたりしたものなど、その時に収穫、漁獲できた材料を使います。お祝い事や人が集まる席に欠かせない料理として年中食べられているようです。
給食の時間、教室では「もぶりご飯ってなんだろう?」という話がされていました。献立表の郷土料理紹介を読んでくれた人もいて説明をしてくれていました。「もぶる」は広島県の方言で「混ぜる、混ぜ込む」の意味です。ご飯に混ぜ込む具材は少ししっかり目に味付けをしたこともあり、"美味しかったです"という感想も多くあり、みんなしっかり食べてくれました。