毎月19日は食育の日です。
今月は9月16日(金)に福岡県の郷土料理を提供しました。
・牛乳
・ご飯
・がめ煮
・五目汁
普通食↓
きざみ食(大荒)↓
きざみ食(中荒)↓
きざみ食(細荒)↓
ペースト食↓
がめ煮は福岡県の代表的な郷土料理のことで、鶏肉と里芋やれんこん、ごぼうなどのいろいろな食材で作る煮物です。「筑前煮」という名前で知られていることが多いです。
当日は、がめ煮を食べながら「"かめ"は入っているのか?」という疑問が沸いたクラスがいくつかありました。がめ煮の「がめ」は「寄せ集める」という意味の方言で、いろいろな食材を寄せ集める=「がめりこむ」から「がめ煮」という名前がついたようです。
また、豊臣秀吉が起こした文禄の役で、兵士が朝鮮に出兵する際に博多へ立ち寄り、当時「どぶがめ」や「がめ」と呼ばれていたスッポンと野菜を煮込んだことが名前の由来とも言われています。
給食では、一般的な筑前煮と同じように鶏肉を使用して作ります。質問があったクラスで名前の由来と入っているお肉が鶏肉であることを説明すると、何だかホッとしたような雰囲気も見られました。
郷土料理として一年で一度の提供で、根菜類を大きく切っているのでいっぱい食べてくれるかなと少し気になっていましたが、みんなしっかり食べてくれていました。