毎月19日は食育の日です。
今月は6月16日(金)に埼玉県の郷土料理を提供しました。
・牛乳
・かてめし
・鯖の味噌煮
・五目汁
普通食↓
きざみ食(大荒)↓
きざみ食(中荒)↓
きざみ食(細荒)↓
ペースト食↓
「かてめし」の「かて」は"混ぜる"という意味です。昔、お米が貴重だった頃、ごはんの量を増やすためにいろいろな穀物や野菜・海藻などを混ぜて炊いたのが始まりと言われています。現在は、乾物はスーパーなどで購入することが多く、また安価な食材ではありませんが、当時はそれぞれの生活の場で採れた穀物などを乾物にして保存していました。そしてそれらの乾物も使って「かてめし」を作っていたため、地域や家庭により混ぜる食材は様々だったようです。
本校では、ごぼう・人参・高野豆腐・刻み昆布・干ずいき・さやいんげんを使用しています。「ずいきは、里芋やはす芋の茎を乾燥させたもので、「芋がら」とも呼びます。
水で戻して切ったあと、他の野菜と一緒に炒めて味付けしたものをお米と一緒に炊飯します。「ずいき」に特徴的な味はあまりありませんが、少し噛みごたえがあります。見て食べて「ずいき」を経験できるよう少し長めに切って調理してもらいました。みんなしっかり味わって食べていましたね。