毎年1月24日~30日は全国学校給食週間です。
第3日目は1月26日(金)です。
広島県の郷土料理を提供しました。
・牛乳
・もぶりご飯
・焼き鳥
・かぼちゃの味噌汁
普通食↓
「もぶりご飯」の名前の由来は広島県の方言で「混ぜる」を「もぶる」というからだそうです。瀬戸内でとれる魚介類や季節の野菜を甘辛く煮て、ご飯に混ぜた料理です。地域によって呼び名や混ぜ込む材料が異なります。干し椎茸・ごぼう・人参・黒豆・さやいんげんなどの野菜を混ぜ込んだものやえび、魚、貝類などを煮たり焼いたりしたものなど、その時に収穫・漁獲できた食材を使います。お祝い事や人が集まる席に欠かせない料理として年中食べられているようです。
給食では、人参やごぼう・油揚げとしらす干しを入れて甘く仕上げたものを炊いたご飯に混ぜ込みました。給食の時間は「もぶりご飯」の名前の由来などを想像しながら、楽しく食べていたクラスが多かったです。
第4日目は1月29日(月)です。
山梨県の郷土料理を提供しました。
・牛乳
・ほうとう
・金平ごぼう
・プリン
普通食↓
山梨県では、昔は山が多くお米を作ることが難しかったため、麦をたくさん作っていました。そして栽培した小麦を主食にしていたことから生まれたのが「ほうとう」です。味噌で味付けした汁物に小麦で作った麺を入れて煮込む料理とされていますが、給食では麺と汁物を別々に提供し、配膳時に教室で麺にかけて食べます。
体の調子を整える栄養素や体を温めてくれる効果がある冬の野菜、白菜・大根・かぼちゃなどがたくさん食べられるメニューです。のど越しがよい麺料理なので、みんなしっかり食べてくれました。