毎月19日は食育の日です。
今月は5月20日(月)に埼玉県の郷土料理を提供しました。
・牛乳
・かてめし
・鯖の梅煮
・さつま汁
普通食↓
きざみ食(大荒)↓
きざみ食(中荒)↓
きざみ食(細荒)↓
ペースト食・ムース食(主食とメインのおかずがムース食です)↓
「かてめし」の「かて」は「混ぜる」という意味です。お米が貴重だった時代に、主食となるメニューの量を増やすためにいろいろな穀物や野菜・乾物などを混ぜて炊いて作ったのが「かてめし」の始まりです。今では乾物はスーパーなどで購入することが多いですが、当時はそれぞれの生活の場でとれた穀物などを乾物にして保存し、それらを使って「かてめし」を作っていたため、地域や家庭により混ぜる食材はさまざまです。
本校では乾物として干しずいき・高野豆腐・刻み昆布を、その他の野菜として人参・ごぼう・さやいんげんを使用して作ります。「干しずいき」は里芋やはす芋の茎を乾燥させたもので、「芋がら」と呼びます。
「干しずいき」は水で戻して切った後、他の野菜と一緒に炒めて味付けしたものをお米と一緒に炊飯します。「干しずいき」に特徴的な味は少ないですが、乾物なので水に戻す加減で固さを調整することもできます。存在感が出るように少し長めに切って調理してもらいました。みんなしっかり食べていましたね。