毎月19日は食育の日です。
今月は9月19日(木)に福岡県の郷土料理を提供しました。
・牛乳
・ごはん
・がめ煮(筑前煮)
・そうめんちり
普通食↓
きざみ食(大荒)↓
きざみ食(中荒)↓
きざみ食(細荒)↓
ペースト食↓
ムース食(ご飯とがめ煮がムース食です)↓
がめ煮は福岡県の代表的な郷土料理で、鶏肉と里芋やれんこん、ごぼうなどのいろいろな食材で作る煮物です。「筑前煮」という名前で呼ばれていることが多いです。「がめ」は「寄せ集める」という意味の方言でいろいろな食材を寄せ集める=「がめり込む」から「がめ煮」という名前がついたようです。また、別の諸説では昔「がめ」と呼ばれていたスッポンを野菜と煮込んで作っていたためにこの名前になったということです。(給食では、一般的な筑前煮と同じように鶏肉を使用して作ります。)
そうめんちりの「ちり」はざらめという砂糖を使い、鶏肉と野菜を煮た料理を指します。(給食では三温糖を使用しています。)そうめんを入れるので「そうめんちり」となります。昔はとても貴重だった砂糖をたくさん使って作るので、ごちそうだったとされています。
この2つの郷土料理は毎年2学期に提供している給食です。ごぼうや里芋は少し苦手と感じる人もいるかもしれませんが、これから旬を迎えて栄養価も上がり、美味しくなる時期になります。少しずつ苦手と感じる人が減っていくように給食でも工夫をしていきたいと思います。