今週は、校内授業研究週間で、教員がお互いの授業を参観して、
それぞれ評価を行い、授業改善に努めました。
最終日の今日は、5時間目に数学、6時間目に英語の研究授業を行い、
放課後に、研究協議を行いました。
研究協議では、授業者からの説明、参観者からの質問、意見交換の後、
新しい試みとして、S-T分析法による授業分析を行いました。
S-T分析法とは、授業中に現れる生徒(S)の活動と教員(T)の活動を
直交座標上にグラフとして表示し、授業パターンを視覚的・直観的にとらえるものです。
例えば、今回の授業のS-T線図はそれぞれ以下のようになりました。
・数学の授業のS-T線図→表示
・英語の授業のS-T線図→表示
数学では、前半に教員の説明を聞いた後、後半は生徒が自分で問題を解き、その発表と答え合わせを行い、
英語では、最初に小テストを行った後、教員の発問に生徒が答えながら、文法事項を学習し、最後に問題演習を行いましたが、
そのことが、それぞれのグラフによく現れています。
これらのS-T線図を見ながら、参加者全員で、
生徒の活動を効果的に引き出すには、どの様に工夫すればいいのかについて、
話し合いました。
緑風冠では、11月にも研究授業を行い、生徒による授業評価も取り入れながら、
「分かる授業」をめざして、「徹底した授業改善」に取り組んでまいります。