本日、今年度の第1回学校協議会を開催しました。
学校教育は学校だけの力では、十分に運営できるものではなく、
保護者や地域をはじめとする外部の協力や支援をいただきながら、実施するものです。
本校学校協議会は、教育機関をはじめとする有識者の方々、保護者や地域、同窓会などの皆さまに委員をお願いして、
多様な観点からご意見やご提言をいただき、学校運営の改善や特色づくりに役立てております。
今年度は、次の方々に、委員をお願いいたしました(順不同)。
◎大阪産業大学 教授 木村 忠雄 様(座長)
◎大東市立深野中学校 校長 齊藤 政隆 様
◎大東市立野崎青少年教育センター 主査 中村 弘子 様
◎森岡・山本・韓法律事務所 弁護士 山本 峰義 様
◎大阪府立大東高等学校 同窓会長 宇都 博章 様
◎本校 PTA会長 栗原 美保 様
協議会では、まず本校の教育活動(新入生アンケート、1年生の活動内容、授業評価、広報活動等)について、報告した後、
今回は、「中学生にとって『行きたい学校』となるためには」というテーマで、ご協議いただきました。
今年度の選抜は、大幅に拡充した私立高校の授業料無償化の影響で、公立高校160校中49校が定員割れという状況でした。
そうした状況の中、中学生に本校を志望校として選んでもらうためには、どのような取組みが必要であるか、
ぜひお聞きしたいと考えました。
委員の皆さまからは、例えば、
・学校説明会の印象が大切。生徒や教職員が明るく元気な姿が必要。
・中学生は、高校の学校行事を楽しみにしている。文化祭や体育大会等を目玉にして、やがて伝統となるように。
・中学校の若い先生方に、緑風冠の良さをPRする必要がある。そのためのシステム作りが大切。
・通っている生徒の思いを大切に。「緑風冠が好きやねん」と思ってもらえるように。
・地域の特産物や商品など生かした生徒の取組みを考えてほしい。
・現在実施している「ふしぎ発見教室」など、地域を対象とした「草の根」の活動がやがて実を結ぶ。
・卒業の進路も大切だが、在学中にどんな活動を行っているかの「売り」が大切。
などの様々なご意見、ご提言をいただきました。
「すぐには結果は出ないかも知れないが、積み重ねて、汗をかくことがやがて必ず伝わっていく。」
と励ましのお言葉をいただき、とても元気が出ました。
今後、いただいたご提言を元に、「分かる」授業づくりをはじめ、
学校行事や地域連携、また学校説明会等の充実に努めてまいります。