今日の午後、大東市立四条中学校の3年生進路HRの取組みとして、
緑風冠の他、日新、交野、野崎、城東工科の計5校が、各学校を希望する生徒対象に、
前半、後半の2コマで、授業または学校説明を行いました。
四条中学校3年生は、全部で121名おられるそうですが、
緑風冠を選んでくれた人は、前半33名、後半30名の計63名でした。
内容は、私が数学の授業を行いました。
日常の身近なところに、数学が関係しているものがあることを知ってもらいたくて、「折り紙」を教材としました。
まず最初に、ウォーミングアップとして、折り紙で「鶴」を折ってもらいました。
続いて、作図と折り紙との関係について説明しました。
中学校では、1年生にコンパスと定規を使って、
例えば「角の二等分線」や「線分の垂直二等分線」の作図を学習しますが、
折り紙では、どうすればできるか、実はとっても簡単にできることを説明した後、
実際に三角形を配って、高校1年生で学習する三角形の内心、外心、重心、垂心を紙を折って、見つけてもらいました。
最後に、ひし形を配って再び「鶴」を折ってもらいました。
(実は、ひし形でも「鶴」が折れます。しかも同じ紙から2種類の「鶴」が作れます。)
各コマ30分でしたので、少し説明が早口になり、分かりにくいところもあったと思いますが、最後までしっかり話を聞いてくれました。
久しぶりに授業ができて、とてもうれしかったです。