今日は、2時間目に1年生の「数学Ⅰ」、3時間目に1年生男子の「体育」、5時間目に3年生の「数学B」を見せてもらいました。
「数学Ⅰ」は、二次不等式について学びました。
二次不等式は、二次方程式の解を用いて解くのですが、
二次方程式の解がない場合をどうするのかを、二次関数のグラフを使って、復習しました。
そして、教科書にある問題(あらゆるパターンが出てきます)の演習を行い、
生徒に解答してもらって、要点を確認しながら、まとめを行いました。
「体育」は、グラウンドでハンドボールを行いました。
体操、サーキットトレーニング、ランニングの後、4つのチームに分かれて、まずシュート練習を行いました。
そして各チームのリーダを集めて、
「漠然と練習するのでなく、『作戦』を立てること。例えばリターンパスを活用して、相手のディフェンスを振り切ること」
「ジャンプシュートは、十分に走りこんでジャンプしないと、効果がない」
ことなどを指示し、各リーダはチームに戻って、練習内容の充実を図りました。
その後、立てた作戦に従い、ゲームを行いました。
グラウンドはとても暑かったですが、生徒たちはキビキビと、そして楽しそうに取り組んでいました。
「数学B」は、「べクトル」を学びました。解説を少し。
「向き」と「大きさ」をもった量を「ベクトル」といいます。
台風の進路で「北北東に時速15km」というように、世の中には「向き」と「大きさ」をもったものは、結構あります。
それを数学でどう扱うか。ベクトルの表し方として、矢印で表す方法があります。
今日は、その復習を正六角形の辺や対角線上のベクトルを用いて確認しました。
次に、2組の数字で表す方法(成分表示といいます)を学びました。
これを用いると、今まで習ってきた座標に関する知識(例えば、2点間の距離の公式)が有効に使えることを確認しました。