今日は、2時間目に1年生の「現代文」、3時間目に3年生の「化学探究」、
4時間目に2年生の「生物Ⅰ」を見せてもらいました。
「現代文」は、まず宿題(毎週、土日にやって月曜に提出)のコメントを行い、漢字のよくある間違いについて確認しました。
今日からは、柳澤桂子さんの評論「生命と死の歴史から」について学びます。
作品の理解のために、まず筆者の紹介をしました。
1938年東京生まれ。お茶の水女子大学を卒業後、分子生物学の研究者として活躍されていましたが、
病に倒れて以来、闘病を続けながら、「生命とはなにか」を問う著作や短歌を作っておられます。
その後、生徒が立って、序論の部分の通読を行い、
続いて本文中で「生物界にある多様な死」について書かれていることを答えて、本文への理解を深めました。
この評論を通じて、「生きることの大切さ」について考えてもらいたいと思います。
「化学探究」は、本校独自の科目で、
自然の事物・現象に関する観察、実験を通して、自然に対する総合的な見方や考え方を養うことを目標にしています。
今日は、化学教室で酵素(アミラーゼ)についての実験を行いました。
アミラーゼは、デンプンを分解する酵素です。
デンプン水溶液とアミラーゼ水溶液を0℃、40℃、70℃のそれぞれの温度に保ち、混合して反応させた後、
ヨウ素ヨウ化カリウム溶液を加え、色の変化により、デンプンがどの温度のときに分解されたか、
そしてその理由は何かについて、学びました。
4人1組のグループに分かれて、協力しながら進め、
「あ、色が変わった。」と自分たちの予想が当たったときには、喜びの声が聞こえました。
「生物Ⅰ」は、いろいろな遺伝現象について、プリントの演習問題を行って復習をしました。
「マルバアサガオの花の色」、「ハツカネズミの毛の色」、「スイートピーの花の色」など、
「メンデルの法則」に従いながらも、遺伝子の組み合わせにより、特有の現象を示す例について、
確認しました。
私も高校時代に習ったことを思い出して、遺伝子の組み合わせ表を作って、一緒に問題を考えていました。
とても懐かしい気がしました。