今日は、まず2時間目に1年生の「情報C」の授業を見せてもらいました。
「情報C」の時間は、本校のキャリア教育と連動していて、1年生はまず「職業研究」を行っています。
今回が2回目で、まず前回、「13歳のハローワーク」のページを活用して、「電車運転士」について、調べました。
その時、できるだけ多くの項目を箇条書きで書きとめることを指示しました。
自分が書いた項目数を調べ、全員起立して、教員が「1個の人」「2個の人」・・・と順に聞いていき、
自分の数のときに座っていって、最後に一番多い人が残る方法で、情報交換しました。
このときの一番多い人は9個でした。
箇条書きのポイントとして、「一つの内容に一項目」「大事な部分だけを抜き出す」ことを指示して、
今度は、自分の興味のある職業について、10分間で調べ、箇条書きでまとめる作業を行いました。
終了後、同じ方法で数を聞くと、みんな大幅に増え、最大15個に増えていました。
続いて、2番目に興味のある職業について調べましたが、今度は、「情報をまとめること」
例えば、「電車運転士」では、
◎採用後の流れ 駅務員、車掌を経験
教習所で運転訓練
甲種電気車運転免許取得
という具合に、一つの項目を小項目に分けてまとめることを指示しました。
その結果、最大20個の項目をまとめた生徒がいて、みんなから大きな拍手を受けていました。
この授業のS-T分析図は、次のとおりです。(→こちらをクリック)
自分で調べ、考える時間を取って、情報を収集し、まとめることの大切さを理解することができたと思います。
続いて、5時間目に2年生の「英語Ⅱ」の授業を見せてもらいました。
プリントを使って、主に本文の解釈を行いました。
黄河の水量が減少していることの現状と問題点についてが、今日の内容です。
固有名詞がたくさん出てきて、なかなか難しい内容でしたが、
一文一文、丁寧にヒントを与え、自力で訳ができるように、発問の工夫が見られました。
この授業のS-T分析図は、次のとおりです。(→こちらをクリック)
一問一答で考えたり、日本語訳以外にも生徒の考えを聞くなどの場面を、多く取り入れていたように思います。
授業見学では、いつもパイプイスとノートパソコンを持っていきます。
今日5時間目の始まる前に、教室に行くとき、
昼休みで応援団の練習を終えて教室に戻る途中の、そのクラスの生徒さんたちが、階段で私を見かけ、
「僕たちが、持ちます。」と言って、イスとノートパソコンを、教室まで運んでくれました。
とてもうれしかったです。ありがとうございました。
「校長先生も、運びましょうか」と言ってくれましたが、さすがにそれは遠慮しました。