今日は、1時間目に3年生の「古典」を見せてもらいました。今日は、会議室で行いました。
教材は、鴨長明の「発心集」。
昔、雅楽の笙(しょう)の師である時光が、篳篥(ひちりき)の師である用光と、碁を打ちながら、歌うように声を合わせており、
内裏からお召しがあったけれども、御返事も申し上げなかったので、使者は(懲罰があるだろうと)嘲って帰っていった。
御前にて、このようでした、と訴え申し上げた所、懲罰はなく、
「たいへん素晴らしいことであるかな。唱歌に熱中して全てのことを忘れてしまったためであろう。帝の位にあるのが口惜しいことだ。
このようなすばらしいことを、行って聞くことも出来ない。」と仰られた。
と言う内容です。本文を尊敬語や謙譲語に留意しながら、解釈をした後、
物語に登場する和楽器を、電子黒板を使って、鑑賞しました。
会議室に、雅楽が響き渡り、2人が熱中した様子が、目に浮かぶようで、内容の理解が深まったと思います。
続いて、2時間目に1年生の「英語G」を見せてもらいました。
確認の小テストを行った後、「不定詞」について学びました。
今日は、原型不定詞として、使役動詞の例として、
I have my brother repair my bicycle.
を、「私は~してもらった」「弟が自転車を修理する」の2文に分けて、意味上の主語に留意しながら、
「私は、弟に自転車を修理してもらった。」と解釈していきました。
また、感覚動詞の例として、
I saw a stranger enter that house.
も2文に分けて、「私は、不審者があの家に入るのも見た。」と解釈していきました。
クラス全員、とても集中して学習できていたように思います。